第2話

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2026/01/12 16:30 更新
トントントントン
ガチャリ、と無機質な音が響く
あなた
……お邪魔します。誰かいませんか…?
しーーん…と声が響く
どうしよう、と悩んでいるとひょこっと誰かの姿が見えた
…あっ新しいサバイバーさん…なの…?
あなた
…サバイバー…?
なんだ、ここではサバイバル生活なのか?そんなことはひとつも言われていないけれど…
えっと…招待状が届いて来た方…なの?
あなた
…!はい。
………そうなの!上がっていいの!案内するなの!
あなた
…ありがとうございます
上がって辺りを見回すと煌びやか過ぎないが質素すぎでもない装飾で飾られた綺麗な屋敷だとわかる
目の前の少女…?は私の前を歩く
麦の帽子に緑のエプロン。あどけなさが残る幼い顔立ち。
…その表情は怯えと、悲しみと、後悔が見える
あなた
…あの…
っあ!自己紹介がまだだったの!
エマ・ウッズ
エマ!エマ・ウッズ!
エマ・ウッズ
これからよろしくなの!…えーっと…
あなた
あなたの下の名前。あなたの名字あなたの下の名前です。
エマ・ウッズ
あなたの名字ちゃん?
あなた
あっ…ファミリーネームがあなたの名字で名前があなたの下の名前です
エマ・ウッズ
ああ!日の丸の国の!……美智子さんとおなじなのね
あなた
美智子さん…?
エマ・ウッズ
あっうんん!なんでもないなの!
エマ・ウッズ
それで最後に…ここが大食堂なの
あなた
わっ…大きい扉ですね。図書館もでしたけど……
エマ・ウッズ
……51人が入るスペースだからすごく大きいなの!
あなた
51…そんなに…
エマ・ウッズ
あなたの下の名前ちゃんを入れるなら52なの!
…それにハンターさんを入れたらもっともっと…
あなた
…ハンター…
エマ・ウッズ
…ちゃんと後で説明するなの!大丈夫なの!
あなた
…ありがとうございます
エマ・ウッズ
それじゃあ入るなの!
あなた
はい!
数十人の気配。
さっきの51人…には足りない気がするけど…その人達かな

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