私の人生で一番幸せな日であり
夢のような日から、
一週間。
ホシ君の事は隠すべきか迷ったけど、
ユンなら誰にも言わないという絶対的
信頼があるので、相談をする事にした。
そして、今現在。
ユンはなんとも信じられない顔をしている。
その顔に親近感しかわかないが、
聖母のような微笑みで追い打ちをかける。
そう。どういう事か、
あの日から毎日来ているホシ君からの家督。
それを黙って見せると、
ユンの大きな目が更に大きくなる。
ホシさんを馬鹿にしてるわけじゃないから。
と付け添えて、私とホシ君の家督を見るユン。
私の携帯を凝視する、ユンは
私の話なんか聞いてなくて、
仕方なく、目の前のコーヒーを見つめて待つ。
ユンを待ちながら頭の中はホシ君で一杯で、
ユンの呟く様な声に気づかなかった。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。