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第8話

シアワセな梟 後編
821
2025/12/16 13:18 更新
(なまえ)
あなた
左手!
私は、すぐに左手を支えた。
左手はぐったりしていて、少し震えが伝わった。
顔色も真っ青。熱もあるみたい。
星喰左手
星喰左手
はぁ……はぁ……

息遣いが荒く、肩で息をしていた。

トイレに吐いたのだろう。

体調が悪いなら、言って欲しかった。






なんで、私に言わなかったの?













なんで なんで なんでなんでなんで。

















(なまえ)
あなた
……。




ここで悩んでも意味が無い。


私は左手を抱き上げ、ベッドにそっと降ろした。
千トが言ってた最近流行ってるウイルスとやらだろう。
(なまえ)
あなた
…確か、千トが買ってた薬が……
やっぱりあった。
千トはここに置く癖があるから。
左手が起きたら薬飲めるように、水を用意した。
右手と千トに、連絡して氷枕とか買ってきてもらおう。
私は、端末で、『星喰右手』を押した。
💬
右手。既読
星喰右手💬
はい。なんですか?
💬
左手が発熱。体温38.7。既読
💬
氷枕とかよろしく。既読
星喰右手💬
了解です。
…さて、私にできるのはここまで。
あとは右手と千トの帰りを待つしかできない。
星喰左手
星喰左手
げほっ、ごほッ……

左手が、また苦しそうにしている。
変われるなら、変わってあげたい。
(なまえ)
あなた
(なまえ)
あなた
…相談して欲しかったのに。
私は、左手の頬に手を添えた。
暑くて、少し震えている。
星喰左手
星喰左手
ん……

左手は、苦しそうに呼吸しながら私の手に顔を寄せた。
(なまえ)
あなた

これを見てると、不思議とさっきのモヤモヤは消える。
苦しいのに、私の手に顔を寄せて、安直の表情をしている。
それを見ると、少し優越感に浸れる。
今、左手が頼れるのは私だけ。
この、無防備な顔を見れるのは、私だけ。











星喰右手
星喰右手
今帰りました。
皇千ト
皇千ト
左手くん、大丈夫…!?


(なまえ)
あなた
おかえり。
星喰右手
星喰右手
左手はどうですか?
(なまえ)
あなた
嘔吐してから、ずっと寝てる。
(なまえ)
あなた
熱も高い。
皇千ト
皇千ト
や、やっぱり、新種のウイルス…!?
(なまえ)
あなた
だと思うよ。

私たちは、手分けして、看病を始めた。





ぬし
ぬし
どうでしたか…… ?
ぬし
ぬし
なんか語彙力落ちた気がする……



ここから下は、右手様同担拒否は見ない方がいいかもです。

















ぬし
ぬし
リクエストのイラストです。
ぬし
ぬし
投稿遅れてすみません…

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