⚠️過呼吸注意⚠️
銀時side
今日来てずっとヘラヘラしてたあなたのニックネーム。
親がいなくなってもそんな引きずらないヤツも
いるんだなぁって思ってた。
神楽と仲良いな……
やっぱ早く寝れないんだよな、俺。
天井眺めたり、隣のヅラちらちら見たりするしかない。
誰かの寝息かな……にしては、短くて荒っぽかったけど。
別に気にしなくていいよな?
そんなこんなで俺も寝た。
騒がしいと思って起きて見た光景は
理解しかねるものだった。
寝てる奴もいるが数人一つの布団に集まり、
何故か松陽もいる。なにがあったのかと思って
寄ってみた。
ヅラの胸の中に抱かれ、その小さな背中を撫でられてる人物。まさかのあなたのニックネームだった。
小さく頷いた高杉と辰馬は部屋から小走りで出て行った。
何も分からない俺は見てることしかできない。
桂side
隣から変な呼吸音が聞こえて起きた。
周りはみんな寝ていたので、静かにあなたのニックネームの方を向いた。
異様なものだった。
身体を小刻みに震わせ、額に汗を浮かべ、
小さな手で布団を掴み、口を開けて荒い呼吸を繰り返している。起こさないとまずいと思い、声をかけた。
もう俺の声は聞こえていないのかもしれない。
どうしようかと思っていた時、辰馬が起きた。
過呼吸と言うやつか。とりあえず身体を起こさないと…
起こしたは良いが、自分で座っているなど無理だろう。
自分の胸に抱き寄せる。
早すぎ?……いやキャラ崩壊。(メタい)
銀時も起きたか。いや起きてもらわなきゃ困るが、、
落ち着くわけない、ダメだ。俺もテンパり始めてる。
そう言って俺の頭を撫でる。
あなたのニックネームの頭を撫でる。これで落ち着いたらいいのに、きっとそんなの無理だろう…。
「過呼吸は息の吸いすぎ」
「吸いすぎならば吐けばいい」そんな話を聞いたことがある気がする。誰だったかはミリ単位も覚えてないが。
1人では難しいだろう。俺が合わせるか?
やるしかないだろ__________
何度か同じことを繰り返した。
そう言って俺の頭を撫でる。
聞く、のか?つらいことをさらに思い出させようと?
俺なら本人が話すまで待つが……
知らない間にみんな起きてたようだ。
と言うか、もうみんな寝れないだろう…
あなたのニックネームは俺の胸の中にすっぽりおさまって、小さな寝息を立てている。疲れているだろうから、自分で起きるまで寝せておこう。
あなたのニックネームside
うっすら開けた目から光が差し込んできて再び目を閉じてしまう。眩しい。
暖かい、そう思って身体を起こすと、目の前に規則正しい寝息を立てる小太郎がいた。
その流れでこうなったと考えるのが妥当だろう。
そう考えると、みんなに迷惑をかけてしまったのかもしれない、と焦る。
体が震え出し、目の前と頭の中が真っ白になる。
また過呼吸__________
名前を呼ばれて振り向いたら、小太郎に抱きしめられた。昨日と同じ鼓動、暖かさ、手の大きさ。全て落ち着く。
忘れかけていた呼吸の仕方を再び思い出す。
みんなの優しさに触れる。「良かった______」素直にそう思えた。
誰ですか昨日「今日中に出します」とか言ったの!
神楽いい子すぎる、、
やめてそう言うこと言わないで!!
やめてメタい!作者の本音がァ!!
見てねーッ!!
㊗️2507字!













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。