第4話

1日目 おらふくんside
906
2023/02/17 06:47
昨日はあんなことを言われてしまった。

つい少しおんりーの事を意識してしまう。

そう思いながら朝ごはんを食べにリビングに行く。
おんりー
いや、実は……
なにか話しているようだ。

相手はMENっぽいし、どうせ昨日のことだろう。

話されたくないので、即座に部屋に入る。

出来るだけ意識してると悟られないように、

平静を装って居よう。

そう決心した。
おらふくん
おはよーございまーす…
おんりーの顔を見ると思い出してしまう。

出来るだけ目を合わせないようにしているけど、

おんりーは僕をじろじろ見てくる。
おらふくん
…!
目が合った。

すぐ逸らしてしまった。
MEN
おーおらふくんおはよう!
おらふくん
MENおはよう!
何事もなかったかのように言う。
おんりー
おはようおらふくん
おらふくん
え、あ、おはようおんりー!
少し動揺してしまった。だめだこりゃ!
MENは何かを察したかのようにじろじろ見てくる。

ふざけんなーMEN!
ぼんじゅうる
おはようございまーす
ドズル
みんなちゃんといるー?
MEN
いまーす!
そうして用意してくれた朝食をみんなで食べる。

僕の席は…おんりーの前。おんりーはMENのとなり。

なんだこの配置はー!気まずすぎるだろー!

MENはにやにやしながら僕とおんりーを見ている。
全員
ご馳走様でした!
食べ終わったあとそそくさとリビングを出る。

出た瞬間にMENがおんりーを呼び止める声が聞こえた。

僕は部屋に戻るふりをしてドアの前で聞いた。
MEN
おらふくんとなんかあったでしょ笑
おんりー
んーまぁ?笑
MEN
言ってみな!
おんりー
告りました。おらふくんに
MEN
やっぱり?笑
いやーそうだと思ったんだよねー笑
MEN
おらふくんなんて返事したの?
おんりー
返事は止めさせました、
2週間後返事貰うことにしました笑
なんで言うんだよおんりー!

そう思いながら突っ立っていると、MENが歩いてきた。

部屋に戻る気だ!

MENに見つからないよう、すぐその場を離れる。

だけど案の定、MENに見つかった。
MEN
おらふくん…もしかして聞いてた?
にやにやしながらそう言ってくる。

隠してもしょうがないので正直に言う。
おらふくん
聞いてたけど!?なんか悪い!?
MEN
ふーん…俺についてきて
まあ断る理由もないのでそのままMENに着いていく。
MENが向かった先はMENの部屋だった。

僕にすかざずこう言う。
MEN
おらふくん、おんりーちゃんのこと好きじゃないの?
おらふくん
え?
いやいや、おかしいだろ一言目がそれって。

もちろんおんりーは嫌いじゃないけど、、

何が言いたいんだろうか。
おらふくん
そんなん嫌いじゃないに決まってるやん
MEN
じゃあなんでOKしなかったの?
おらふくん
え?
MEN
おんりーちゃんの告白
おらふくん
いやー、だって、
おらふくん
僕はおんりーのことそんな気持ちで見たこと無かったから、
MEN
じゃあ今は?
MEN
意識してるでしょ、おんりーちゃんの事
さすがMENだ。なんでもお見通しみたいだ。

おらふくん
それは内緒!もういいやん!
MENは少し笑ってこういう。
MEN
おんりーちゃん本気で悩んでるみたいだし、早く答え出してあげな笑
おらふくん
MENは関係ないやろー!
MEN
まあいいや、
MEN
おらふくん今日暇?ゲームしようぜ
おらふくん
ええよ、負けた方罰ゲームな?
そういってその日はMENとゲームをして一日中遊んだ。

おんりーのことは忘れてよう。うん。
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𝙉𝙚𝙭𝙩▶︎2日目 おんりーside

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