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第2話

2話
14
2024/06/15 01:01
深い   深い  海の底から、


青い 青い 闇の中を、ゆっくりと 浮かび上がってきた透明な泡が、 光をはらんだ海面に触れてパチンと弾けた
あなた
ッ  ((ガバッ
___そんなふうに、 はっと目が覚めた。
あなた
はッ  はッ.....
濁流のような、鼓動が耳の奥にこだましている。
ばくばくと、暴れる心臓が、内側から激しく胸を打ち、痛いくらいだった
全身がぐっしょりと汗ばんでいた
あなた
ッ、   ((ゾクッ
背中がぞくりとするほどの悪寒なのに、顔だけ、熱い...
私は、しばらく布団に横たわったまま、目を見開いて、天井の染みを眺めていた、
あなた
あの、染みなんだっけ、
そうだ、1年生の時、バレンタインでブルークとチョコレート爆弾を作って、天井に投げつけたんだ。
おばあちゃんに
「食べ物で遊んじゃいかん!!」ってブルークも私も怒られたっけ
私は、おばあちゃんに怒られたのが、怖くもあり、嬉しくもあったな.....
ぼんやりと 考えてる うちに 頭が ハッキリしてきて''全て''を思い出した、タオルケットをはいで、ゆっくりと身をおこした

布団からでて、学習机の隣にかかってる壁掛けカレンダーのページをめくる
あなた
赤ペン......
赤ペンを見つけて、''   その日   ''の日付を確認すると、大きな星印をつけた
丸写ししないといいながら丸写しでごめんなさい

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