セラフという青年は、ガタイが良く、長身だ。そして髪の毛は全体がピンクベージュ色で毛先から半ばにかけて赤くなっており、どうやって生えているか分からない真っ赤なぴょこぴょこが付いていて、肩にギリギリ付くか付かないかくらいの髪の長さだった。
セラフくんはいきなり大声を出し鉄格子を掴む。その剣幕に私は肩を揺らす。
こういう時はどういう対応をしたらいいのだろうか。
ドクンドクンと全身が強く脈打つ感覚に見舞われる。
チラリと頭上の数字を見ると5だった。
もう少し心を開いてくれるようにしばらく話しかけ続け、ようやく好感度が13になったところでぐるぐるとセラフくんのお腹から音がした。
セラフくんも刀也くんと同じように食事を受け取ると勢い良く液体を啜り始める。
最後にと頭上の数字を見ると値は20。だいぶ高くなってきた。そして視界に映るセラフくんの顔はどこか寂しげに見えた。
痛む良心を無視し、レオスさんを探す。
すると1つだけ禍々しいオーラを放っている部屋があり、覗いてみると案の定レオスさんがいた。
薄気味悪い笑いをあげたレオスさんに疑問を持ち、目線の先にあるものを見てみる。
見てみるとヘドロのような色をした液体だった。
その液体はウヨウヨと動いており、鳥肌が立つ。
レオスさんは滝汗をかきながら早足で出口へと向かう。
不思議に思いつつ、渡された地図を見る。

地図はなんとも汚く、そして雑に鉛筆で書かれていた。
それと同時に改めて広大な敷地にびっくりする。
それはさておき、1文字だけ書かれている所はここに入れられている子達だろうか。
そうだとしたら見慣れない文字が多い。
仕切られていないところは同室なのだろうか。
ふと上の方を見ると3角の中にビックリマークがある。
セラフくんは最初檻をガシャガシャしていたし凶暴や注意という意味だろう。
そう考察しながら次の人の部屋へ行くことにした。
お久しぶりです、大変長らくお待たせいたいました。
同室の人が居ますが理由は後ほど。
良ければ考察をしてみて教えてください。
同室なのに選択肢が各あるのは投票数が多い人から仲良くなるからです。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。