ジョングクは初の模試受験に挑むこととなり、数学
が苦手な文系のナノは、理系のジミンを頼る。
お互い気まずい空気のジミンとジョングクだった
が、ジミンは数学の勉強法をジョングクに伝授する
。
そして、担任のウヌや塾の他の講師の手を借りて、
皆でジョングクの東大受験をサポートする体制が整
い始める。
軌道に乗り始めたジョングクは学校に早く行って勉
強するようになり、その途中でナノの家の前を通る
ことが習慣となる。
ある朝、ウヌはナノの部屋のベッドで目覚める
前の晩、ナノは離婚したウヌを励ますために2人で飲
みに行き、酔っ払ったナノを家まで送り届けたウヌ
はそのままナノの部屋で寝てしまった。
ウヌはナノの家の前でナノを愛しげに見つめ、自分
の想いを伝える。
しかし、そこへジョングクが通りかかり、昨日と同
じ服装のナノとウヌの親密な様子を目撃してしまう
悔しそうにその場を後にするジョングク。
誤解を解こうとするナノをウヌは引き止め、ジョン
グクがナノのことを想っていることを教える。
そして、ウヌはもう一度ストレートに
「好きだ」
とナノに告白するが、ナノはジョングクに見られて
動揺し、ウヌの告白など上の空。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。