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第2話

02. 頼り頼られ
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2026/03/13 13:55 更新
私たちはいつも

決まった時間に起きて

決まった時間に朝ごはん食べて

決まった時間に家を出る
そうやってルーティーン化しているからか


たまに何かが欠ける。
向井
なぁ…あなた?
あなた
ん?
向井
今日ってさ…課題なんかあったっけ?
あなた
うーん…
向井
数学はないやろ? 生物はこの前授業中に終わらせたし…
あなた
康二分かってるって思ってたんだけどなぁ
向井
俺こそあなたが全部わかってるかと…
毎朝言い合いするのも
ひとつのルーティーンになっている…
向井
ほんなら今日怒られたらゲーム禁止な!
あなた
いやそれ全然守らんやん
向井
じゃあ明日の家事ふたりでやる!
あなた
分担してるものをあえてふたりで…?
向井
せやで?怒られた度合いによっちゃあ重労働かも…?
あなた
…でもどこか得してるというか……



放課後


私は普通に怒られた。
ま、たまにはあるよね。そんなこと



気持ちを切り替えて
昇降口で待機。


静かな廊下にドタバタと走る音が聞こえた
向井
あなた〜!!!
あなた
康二…遅くない?
向井
ひぇ〜こっぴどくやられましたわ、俺
あなた
…どれぐらい?
向井
ソムタムを休憩なしで食べ続けるくらい
あなた
…しんど
向井
あかん、喋るだけで辛いわ
あなた
…っしゃ、行きますか!
向井
行くか〜!
あなた
家事やったるで〜!


どっちもどっちだから
何も苦とは思わないんだろうな

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