[Ending3 いらなかった子]の続きです
[???side]
妹が出来たのは、2回目だ
1回目はあの子、3番目
そしてまた、妹が出来た
その子はどこか、あの子に似ていた
利口で、優しくて、笑顔が…可愛くて
とても、いい子だった
そんなあの子も、ママに会いたがっていた
ママの声を聞いたのかは、分からないけど
それでも、あの子は必死だった
私達の過去を聞いた時、あの子は
とても頭を悩ませていた
今まで見たことがない顔
どうすればいいか、分からない顔
…少し複雑な顔、だった
これを聞いて、ママに
会いたくなくなるかもしれない
それでも私は、あの子を支えてあげたかった
それが私の…償いだと思ったから
…時々、あそこに行きたくなってしまう
あの子を感じられるような気がするから
……でも
…その時は
どうにも
『焦りが抑えきれなかった』
タッタッタッ
『どこ…?』
1人の物語が終わり、新たな物語の始まりである















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!