第9話

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2023/02/10 16:00 更新











急いで車に乗ろうと鍵をポケットから取り出す。











だけど、ショックが大きくて、











悲しくて












手の震えが止まらなかった。











僕の車は鍵をドアの所に差し込まないと開かない。











早く乗らなきゃいけないのに












ジョングギがここに来る前にここから離れなくちゃいけないのに











鍵がどうしてもささってくれなくて












しまいには、落として












だから僕はそのまましゃがんで泣いた。












すると家の扉がガチャッと開いた。










だから急いで鍵を取って












次は冷静に、鍵を開けた。







JK
JK
ジミニヒョン、ジミニヒョン!





家から飛び出してしたジョングギは











髪がまだ乱れていて












ズボンはパジャマ、上には薄いパーカー1枚だけだった。












今は冬だからすごく寒そうだな、なんて思ったりして…












そゆなくだらないことを考えてる最中でも













涙はボロボロと溢れてきて












ハンドルに頭を預けて泣いた。













外からはジョングギの声も聞こえる。




JK
JK
ジミニヒョン…!!出てきてよ…ジミニヒョンが泣いてる時、抱きしめるのも俺の役目だよ!
JM
JM
今更、何言っての?
JM
JM
自分が何したか分かってのか?
JM
JM
僕は、あの女を見つめたお前の目も、匂いを嗅いだ鼻も!腰を掴んだ手も、キスマが着いてるお前の肌も、触れ合った唇も!!
JM
JM
全部…大っっ嫌いだッ!
JK
JK
ごめんなさい…ジミニヒョン、
JM
JM
じゃあな




びちゃびちゃの顔で












まだ目に涙が溜まってるのに












法定速度ギリギリまでとばして












テヒョナの家を目指した。












バックミラー越しに見えるジョングギは












脱力しきったように、膝まづいていた。


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