【葉湯優南の個室】
懐かしい夢に頭痛がしたような気がする。目を覚ますと、見慣れない天井が目に入った。
…そうか、さっき変なのに巻き込まれて…
まさか血!?なんて重い布団を勢いよく捲る。
すると出てきたのは…
あまりの恐怖感が気色悪さかわからないが今までにあげたことの無い悲鳴でこいつの存在を拒否する。
部屋は防音になってないのか、誰かがドアを勢いよく開け入ってきた。
灰羽くんが部屋に入り理解ができないと言った顔になる。そりゃそうだ。
だって部屋にはすみっ○ぐらししながら体を丸めている僕とベッドで堂々と寝てるモノクロがいるんだから。
灰羽くんが恐る恐るモノクロを抱き上げ、部屋の外にぶん投げドアを閉める。痛そうな音と、モノクロの短い悲鳴が聞こえた。
灰羽くんが指を指した先には小さなテーブルがあり、そこに鍵が置いてあった。
ほんとだ…
うわ、そんな寝てたのか僕…
灰羽くんと談笑しながら食堂へと向かった。
【食堂】
食堂に着くと、小鳥遊くん、江原くん、銀杏さん、咲翔くんがなにか話していた。
咲翔くんと灰羽くんが食べているのを4人で見つめる。
視線に気づいたのか、2人は気まずそうに目を逸らした。
咲翔くんは少し暗い表情になりながら続きを語る。
みんなさっきの話に釘付けになり、咲翔くんへ続きを要求した。
そういうことかッ…!!
_________今もどこかで殺し合いに励んでいるよ。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。