第21話

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2024/04/04 07:00





















気持ちの切り替えがしっかりとつかないまま、迎えた次の日。















朝教室に入るやいなや、めめとこーじが










向井「昨日大丈夫だったん?!」




向井「帰りのホームルームの時魂抜けてるみたいやった
から心配やったんやで!?」





目黒「それもなんかしんどそうだったしね」










と押しかけてきた。















「昨日はごめんね。でももう大丈夫」










目黒「その顔。〇〇、大丈夫じゃない時いつもその顔し
てるよ?気づいてない?」










目黒「なんかあったでしょ」










向井「辛そうやで?〇〇」










「、、、ホームルーム終わったら話すね」










やっぱり2人に隠し事は出来ないみたいだ。















朝のホームルームはいつも通り終わった。










終わった直後にふっかが私を廊下に呼んで





深澤「ほんとに大丈夫になった?」





深澤「またしんどくなったら言いなよ?」





とえらく心配してきた。















目黒「で?なにがあったの?」










向井「まさか、ふっかさんとなんかあったん、?」










「ふっかとは何も無いよ。」










「ふっかはただ相談乗ってくれただけ、」










「ふっかに岩本先生と具体的にどうなりたいのって聞かれて」










「本音がもれちゃって、気持ちが抑えられなくて泣いちゃったの」










「なかなか泣きやめなくて国語準備室で休ませてもらってたんだ」










「伝えてなくてごめんね」


















向井「、、そうやったんやね」










目黒「俺らがちゃんと定期的に〇〇の相談乗ってたらよ
かったよね、、ほんとごめん」










「ううんめめたちが謝ることじゃないよ」










「だから謝らないで」










そう私が言うとこーじが続けて口を開いた。










向井「恋した相手が相手やから、辛いことこれからある
と思うけどいつでも俺らは味方やからな」










向井「だから〇〇。悩んでることあるんやったらすぐ言
って。」










目黒「そうだよ。〇〇が辛い思いしてるのみると俺らま
で辛くなるから」










向井「お願いやから無理せんといて」



















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