第2話

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2023/10/30 10:11 更新
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俺とお前の出会い方は、最悪だった
 
両方返り血だらけの状態で、ボスによって対面した
 
一番最初にお前が発した言葉は…





波川あなた
…何、このチビ
中原中也
あ”?
太宰治
…っwククク
中原中也
笑ってんじゃねぇよ太宰!
『チビ』、お前は会って数秒で俺を貶した
 
だから、お前の第一印象は
 
『ウザイ奴』だった
 
そんなお前が部下になると知って、怒りは頂点に達した
 
だが、それと同時に、上司という立場を使って虐めてやろうとも思えた
波川あなた
…何スか、これ
中原中也
お前の仕事
波川あなた
押し付けじゃないですか…
『まぁ太宰幹部よりかはましか』、そう言ってお前は俺の部屋を出ていった
 
お前は、何を言っても、何をしても動じなかった
 
中原中也
…ムカつく奴
そんな所が、面白れぇんだけどな










そんな生活が続いて、半年経った
 
お前も、見た目が凄く変わって大人びた
 
急に変化した姿に、戸惑いが隠せなかった
波川あなた
あれ??中原さーん?顔真っ赤ですよーwww
中原中也
うるせぇ…//
波川あなた
…こっちもなんか照れるのでやめてください
距離感も、さらに縮まった
 
だから、変に意識して、話しかけづらくなった





そんなある日、いつも通り仕事が終わって、変える最中だった
 
お前は、急に出てきたかと思ったら、俺を引っ張りはじめた
中原中也
お、おい…?何があったんだよ
波川あなた
何か決心したかのような顔をして、俺を海辺まで引っ張っていった
 
12月ってこともあり、海辺は寒かった
 
お前は、俺の目を見て、微笑んだ
 
そして、唐突に
波川あなた
好きです、中原さん
中原中也
は…?
頭が真っ白になった
 
そんな素振りを微塵も見せてなかったお前が、唐突に想いを告げた
 
中原中也
…冗談だろ?
冗談であってくれ
波川あなた
いえ、本気です
波川あなた
私は…中原さんが好きなんです
最後の言葉を聞いて、抑えていた感情があふれ出した
 
ただの上司と部下が、こんな関係になるのはあきらめてた
 
でもお前は、俺と一緒になることを望んだ
 
中原中也
…俺も、お前が好きだ
小さな幸せを固くかみしめた
アズ君
口調迷子…?です

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