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俺とお前の出会い方は、最悪だった
両方返り血だらけの状態で、ボスによって対面した
一番最初にお前が発した言葉は…
『チビ』、お前は会って数秒で俺を貶した
だから、お前の第一印象は
『ウザイ奴』だった
そんなお前が部下になると知って、怒りは頂点に達した
だが、それと同時に、上司という立場を使って虐めてやろうとも思えた
『まぁ太宰幹部よりかはましか』、そう言ってお前は俺の部屋を出ていった
お前は、何を言っても、何をしても動じなかった
そんな所が、面白れぇんだけどな
そんな生活が続いて、半年経った
お前も、見た目が凄く変わって大人びた
急に変化した姿に、戸惑いが隠せなかった
距離感も、さらに縮まった
だから、変に意識して、話しかけづらくなった
そんなある日、いつも通り仕事が終わって、変える最中だった
お前は、急に出てきたかと思ったら、俺を引っ張りはじめた
何か決心したかのような顔をして、俺を海辺まで引っ張っていった
12月ってこともあり、海辺は寒かった
お前は、俺の目を見て、微笑んだ
そして、唐突に
頭が真っ白になった
そんな素振りを微塵も見せてなかったお前が、唐突に想いを告げた
冗談であってくれ
最後の言葉を聞いて、抑えていた感情があふれ出した
ただの上司と部下が、こんな関係になるのはあきらめてた
でもお前は、俺と一緒になることを望んだ
小さな幸せを固くかみしめた












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。