そういうわけで、音楽室に向かおうとテチテチとみぞれもんと歩く
パチンッ!!そんなんじゃ生ぬるいくらい鈍い音が自分に響く
さすがに怒ったかな。みぞれもんのこと人殺しって言いかけたのは……
みぞれもんは、メテヲをぶっ叩いた手を痛そうにさすってから、少し俯いていた
そう会話をしていると、メテア達は音楽室に辿り着いた
みぞれもんがさりげなくヘッドホンをメテアに押し付ける
耳栓代わりなら心強い。いつでも遮音ボタン押せるようにしてっと…
メテアがドアに手をかけて、音楽室の扉が開く
そこには鉄板の貼られた窓の方を向いて天井を見つめるめめさん、ずっと咳をしている茶子さん、その茶子さんの背中をさする菓子さんがいた
ああ、あそこはまた二人の世界展開しちゃってる
めめさんはこちらに気がついたようで、こちらに歩を進めながら茶子さんに喋りかける
そう言ってから、めめさんは前髪で顔を隠して俺達の方を通り過ぎた
その後、不機嫌に扉が閉まり、めめさんの足音は遠くなった
菓子さんのワンブレス説明の中でも、茶子さんは咳き込み続けていた
そして、菓子さんは蔑むように話し出す
茶子さんは咳しか音という音を発していないが、菓子さんに『それはさすがに』とでもいいたげな表情で妹のスカートを引っ張る
そうして地獄の空気の中、空気の読めないURLが出現した
【イマガチャソス 𝑮𝑹𝑬𝑨𝑻 な 天才 ニ ナリマセンカ?】
仕方ないからか、みんなURLを踏む
すると、モノモニターの被り物をつけた細身の女性と男性、そして通販番組の映像が流れ出した
『今回の新商品!!冷蔵庫に勝手に入荷予定です!!』
『なんですとなんですと!?』
『それでどんな商品なんですか?』
『なんとこの薬、絶望製薬の新製品、スーパー天才ニナレール!!』
『スーパー天才ニナレール!?分かりやすい名前ですね!!』
『文字通り、この薬を飲むと超高校級の才能が一時的に強化されます!』
『効きめは才能によるかもですけど…この番組をご視聴のミナサマ!!ちょっと飲んでみません?』
『ちなみに開けると……』
『プシュッ』
『アァ~ゼツボウノオトォ~』
そこで番組は終わった
みんなこうしてシリアスしているのが馬鹿らしくなったのか
となり解散した。
次はどこを探索しようか。地下は無駄っぽいし…
アンケート
何処に行こうかな
学級裁判場
37%
学級裁判場
5%
学級裁判場
16%
学級裁判場
17%
学級裁判場
9%
学級裁判場
17%
投票数: 232票


























編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。