第40話

三章「星の輝きは瞳から脳まで狂わせる」(非)日常編⑥
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2025/12/31 09:30 更新
お昼ご飯をぜんさんが準備してくれて、俺達は食堂ですんと待っていた
フユツミ ミゾレ
フユツミ ミゾレ
ナナホシ メテア
ナナホシ メテア
…みぞれもんはぽやぽやとしていて、みぞれもんだ、良かった、と謎の安心しながらも暇を潰していた
…なんだろう。頭が重い。体は軽いのに、どうして頭がこんなに重いのかな
でも、首が折れた感じはしない
体は至って健康体だ。ボジョレヌーボーとか見たいな評価になるけど、近年で最高と言っていいくらいには今、元気で、体も好調で…
でも、ただ…頭が、ずっしりとして…痛いとかじゃないのに……重くて…
それで…なんだっけ
大切なコトを、わすれてるきがする
「…お願いだから、死んで」
優しい誰かは友達七星メテアのことを何よりも思ってた。それで…なんだっけ
「…最高の思い出にしようね」
ロマンチックな事をいいながら、優しい誰かを怒らせたあの誰かは…

どんな顔で、

どんな声で、

どんな思惑で━━━━━━━━━━━━━━━
…放心の中、料理が運ばれてくる。今日は…カレーだ。美味しそうな色をしていて、煌びやかな感じがする。
いただきますと軽く言ってから、カレーを口に運ぶ
…あ、れ…?
味が…しない?
練った小麦を食べているような食感が口に残る
…カレーってどんな味だったかな
ナナホシ メテア
ナナホシ メテア
…ご馳走様でした
自分が早食いに慣れてて良かった。
クマトリ ゼン
クマトリ ゼン
早くない?
ナナホシ メテア
ナナホシ メテア
気のせいだよ
その言葉と同時に席から立ち上がる
シノノメ シイア
シノノメ シイア
あ、まだ全員食べ終わってませんよ!
シノノメ シイア
シノノメ シイア
どこ行くつもりですか
ナナホシ メテア
ナナホシ メテア
フユツミ ミゾレ
フユツミ ミゾレ
…らしくないですね
ナナホシ メテア
ナナホシ メテア
うん
ナナホシ メテア
ナナホシ メテア
…探索に行ってくるよ
【図書室】
…ここに来てしまった
…佐原さんとの、勉強会楽しかったなぁ…
でも、楽しい勉強会に使ったここの本棚には何か場違いなものが埋まってた…はず
うん、ここの、本棚の、この…あった
…そのファイルを取って、ファイルを開く。何かの年表のようだ。
しっかり読もうとした時
図書室の扉が開く音がして、咄嗟にファイルをコートの内ポケットに閉まった。てかあれ、ポケットに入れてた銃失くしたかも…え、どこで?
誰か来た、そうは思ったものの反応が遅れる
……どうして、反応が遅れたんだろう
今までなら、しっかり反応して、この時点で話しかけられたはずなのに
なのに、なのになんで……
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
なっ、どうしたんですか…
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
なんでずっとポカンと……?
扉を開けたのはルカさんだったらしい
ナナホシ メテア
ナナホシ メテア
…君こそ、何かあったの?
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
何冊か本を借りようと思っただけですよ
ナナホシ メテア
ナナホシ メテア
…そ
ナナホシ メテア
ナナホシ メテア
…君に本を読む余裕が有るとは思えないけど
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
…だからですよ
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
…俺が言えたことじゃないですけど
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
佐原さん、ヒナ、天楽さん二人
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
この数日で4人も死んだんです
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
……現実逃避もしたくなります
…最初に妹が共犯とは言え事件を起こして、天楽さんは家族が家族を殺してて…
それは今まで「兄」として生きてきたルカさんには辛いものなのかもしれない。共感出来る何かがあったのかもしれない
ナナホシ メテア
ナナホシ メテア
…嫌な感じだね
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
…そう、ですね……
…さすがに口下手だった気がする。でも、何故かこの言葉以外、何も口から出なかった
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
だから…なんとかしてこれ以上殺人が起きるのを防がなきゃいけない
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
…一緒に本でも読みませんか
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
…何となくですけど、貴方に嫌われてる気がするので…
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
ちょっとでも仲良くなれたらなっ、て…
ナナホシ メテア
ナナホシ メテア
……
返事に困っていると、みぞれもんと聖羅さんが図書室に来た
セイラ メイヤ
セイラ メイヤ
たのも~
フユツミ ミゾレ
フユツミ ミゾレ
はい、たのも~?というやつです
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
…仲が良さそうで
セイラ メイヤ
セイラ メイヤ
はい、ここ数日で結構仲良しです!!
フユツミ ミゾレ
フユツミ ミゾレ
…なか、よし…?
セイラ メイヤ
セイラ メイヤ
ですよ!
フユツミ ミゾレ
フユツミ ミゾレ
、そうなんですか…
ヒイナ ルカ
ヒイナ ルカ
今から読書会でもしようかなと話し合ってたんですよ、お2人もどうです?
フユツミ ミゾレ
フユツミ ミゾレ
いいんじゃないですかね、たまには…
セイラ メイヤ
セイラ メイヤ
それじゃあ、適当に何冊か読みますか
いくらか本を読んで、みんなでこの本はこうだ、と談笑しあう。そのひのばん、おなかがいたくてなきましたとか、そういうのを楽しんでいると、もう一人、図書室に誰かやってくる
ムギネ チャコ
ムギネ チャコ
…ごめんね、わたすにはこれしかないの
その言葉を聞いた後、あと……あと……?

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