第11話

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2025/04/09 10:00 更新


たまに西畑に話しかけられながら午前の授業は終わり、

お昼の時間になった

私は別に一緒に食べる相手もいないから教室の端で黙々と食べるしかない

西畑
西畑
ね、一緒にお昼食べよ!
天宮
天宮
はい、?
また変なことを言い出した、
西畑
西畑
だーかーらーお昼食べよって言ってんの!

いやいやおかしいでしょ
天宮
天宮
あんたと私が?一緒に?
西畑
西畑
うん!それしかないでしょ!
天宮
天宮
なんで、また、、
西畑
西畑
えーいいじゃんーー

目立ちたくないのにこいつといると必然的に目立つことになる
西畑
西畑
お願い!!

と、お得意のきゅるきゅるな目でお願いされた
天宮
天宮
、別にいいけどさ
西畑
西畑
やったーー!!

いやまだ全部言ってないし、!!
西畑
西畑
よし、じゃあ行くよ!!
天宮
天宮
は、え?どこに!?
私の手首を掴んで走り出す西畑

階段を上がっていきたどり着いたのは屋上
天宮
天宮
もしかして屋上で食べる気?
西畑
西畑
えうん、そうだよ?
天宮
天宮
いや屋上入っちゃダメだから
そんなドラマみたいな展開そもそも出来ないようになってるから
西畑
西畑
知ってるー
西畑
西畑
けど、バレなきゃいいんじゃん!
天宮
天宮
は?ちょっと!!

屋上のドアを開け進んでいくあいつ

私はドアの前で立ち尽くしてしまった


悪いことをしている
私は真面目で優等生でみんなのお手本なのに

こんなことしていいはずがない

西畑
西畑
もうーなにしてんの?
西畑
西畑
ほら、おいで

ドアの向こうであいつが言っている
天宮
天宮
、、
もしバレたら?

先生からも一定の生徒からも信頼を無くす
しかも西畑大吾という存在と一緒にいたという事実まである


、、どうしよう

バレなければいい、、


この感情は持ったことがなかった

ずっと正しいことだけをして罪悪感なく生きてきた


屋上に入ることはダメだけど

ちょっとぐらい良いかなという気持ちが芽生えてしまった



私はゆっくり屋上に足を踏み込んだ
天宮
天宮
、、っ、
あぁ、入っちゃった
西畑をこっちを嬉しそうに見ている
もう同罪だ
西畑
西畑
バレないように閉めといてね!

罪悪感はもちろんあったけど、


何故か楽しい、少し殻を破れた気がした

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