「お前ら放課後反省文なー」
はーいってよくそんな驚かずにいられるな、、
学校も、もちろん授業も休んだことなくて
中学の頃は皆勤賞
高校でもこの調子でいけば特になにもない安定した学校生活がおくれると思ってた
なのに、初めて授業に遅刻して放課後反省文、
私はここにいる全員の天宮は真面目だからというイメージを
この一瞬で崩してしまった
もうこいつの発する言葉全部が
チャラい
おまけにいらつく
君みたいな人は何回も反省文書いたことあるんでしょ
だからそんな動じずにいられるんだ
こっちの気も知らずに
ほわほわとノートに落書きして
ある意味あんなみたいなやつが一番幸せかもね
何も考えずに毎日を過ごしてる私みたいなやつとは違って
自分の考えで行動して毎日を楽しんでる人は
悩みなんかないんだろう
「じゃあ授業終わりますー」
「生徒会長、号令お願いー」
授業を遅刻した私なんかが号令していいのか
「「ありがとうございましたー」」
授業が終わるとみんな西畑の周りに集まる
「ねぇ、どこから来たの??」
「かっこいいね、!!」
とか何十個もの質問を言って
あいつは聖徳太子じゃないんだから全部聞き取れるわけないじゃん
あいつは全部聞き取ってた
しかも紳士的に一つ一つ答えてて
「はい座ってー始めるぞー」
そう言って2時間目が始まってしまう
いつもなら今日は何をやるのかと、うきうきしながら授業を待ってるのに
今日は早く帰りたくてたまらなかった
そしてまた私が元気のない号令をかける














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。