🟥絶対読んでください!!🟥
キャラ崩壊あったらすみません💦
イラストいっぱい出るので少し適当かもしれませんが、ご容赦ください( . .)"
そして今回結構な長編です!休み休み読むのを推奨しています
【注意】
今回バトルが多めなので多少の“流血表現・怪我の描写・挑発する様子“などが含まれます
申し訳ございません…!ご注意ください!
彼がこの教室にいる全員がいるか、指差し確認をして数合わせをする。
これから会議が始まろうとする空気に、僕は思わず息を呑んだ。といっても、自己紹介も兼ねて、だが。
初の試練は協力戦。
上手くいけば5級への昇格、失敗すれば0級のまま。
この試練は成功さえすれば全員が大きな進歩を成し遂げられる、しかし失敗したら壊滅的な被害を受けかねない。
まさに、吉と出るか凶と出るか__
「心配することないわ」と言い、女性は怖がっている男の子を軽く撫でた。
人の心配ができる程心に余裕を持てる彼女が、正直羨ましくあった。僕は話しかけもできないから…
そんな思考を掻き消すように、僕は首を振った。
暗い空気が漂う中、このメンバーの中でも根っからの明るい人達が会議を唆す。
正直この空気は僕が苦手だから助かった。
どこか聞き覚えのあるあのなんとも言えない不気味な威圧感が混ざった声が、教室に響く。
教室にいた全員の方がブルっと一斉に震え、恐る恐る声の聞こえる方へ目線を動かす。
声が聞こえた方に目線を合わせる。そこには李暗…背後に立っている、校長の姿が
彼が言った通り、李暗が振り返る。
校長の不気味な微笑みを見た瞬間、秒で李暗の顔は真っ青に染まり果てていた
そんな様子を逆に逆撫でするように、校長は李暗の肩に手を置いて笑って見せる
大勢が李暗の背後を確認できる状態であったのに、校長はいつの間にか幽霊の如く唐突に出てきた。
…本当にどうやってここまで来たんだろうか
すると、1人の少女が校長の後ろを指差しこう言う
キョトンとした顔で校長の後ろを眺める。
僕には何も見えないが、一体彼女は何が見えているのだろうか…
恐る恐る僕がそう話しかけると、彼女は笑顔で答えてくれる。
すると違う女性もきずいたのか、目を丸くして校長の後ろを覗き込む。
確かによく目を凝らして影に注目すると、校長の影とはまた別の影が重なっている。
細かい変化にまで気付けるのは、やはりそう言う才能の持ち主か何かなのだろうか
僕がよくその影を見ようと、校長の近くへゆっくり近づく
そう呟いた刹那
僕が近づいた瞬間、唐突に子供らしい笑顔で校長の後ろから人が出てくる。
僕が驚きのあまり腰を抜かし尻餅を付くと、その少年は満足そうに笑った
様々な人から心配の声を浴びせられ、自分自身情けない声で驚いてしまったと羞恥心に駆られる。
照れながらも、先程僕を驚かせた少年が、僕に優しく手を差し伸べる。
僕はその手を取り、礼を言った。
校長はラル君の片目を見ながらこう話した
金髪の彼が深入りしようとするが、校長は彼の要望に応えることはなく、
ぱんぱんと手を叩き、全員の目線を自分に向かわせる
全員が耳を澄ませ、校長の言葉を待ち望む。
すると校長は、その光景を満足げに見渡した後、静かにこう言った。

校長は不気味な笑みでそう言う。
何故かは分からないが、僕含め、校長の言葉は頭の真ん中に置いておくべきものだと直感的に感じ取った。
2人は見るからに、元々コンビを組んでいたような人達だった。
アレスと名乗った女性は、淡々と黒板に字を書いて行く
ラピスと名乗る女性は、自身の武器であろう鋭いレイピアを磨きながら、丁寧に挨拶をした。
李暗と名乗る少年は、一つ結びに結んでいる髪を指に巻きつけ、笑顔でそう言った
マジシャンがお辞儀をするようにして、薙咲と名乗る少年は元気よく挨拶をする。
校長が「利用しがいのある子」と言ってた理由がこの発言で明白となった。ラルと名乗る少年は、催眠能力を使えるらしい。
猫狐と名乗る少年は、机に肘を着きながら、愛想良く挨拶した
2人もまた昔からのコンビといったところだろうか。リリー、龍牙と名乗る男性は、それぞれよろしくと不慣れな挨拶を見せた
麗と名乗る女性は、身につけているメガネをクイっと上げて自慢げな笑みを見せた。
ハーヴィと名乗った少年は、明るく陽気な笑いを見せた後、自慢げに自身の相棒であろう銃を見せびらかした
慣れた可愛らしいウィンクを披露する藍梨と名乗る少女。この中でも非常に飄々としている
こちらも皆んなとはまた違う優しい明るさを見せる奏という少女。彼女は照れくさそうな笑みを見せた
気だるげそうに挨拶した梓紗という女性は、ため息まじりに自己紹介を終えた
マスク越しに自己紹介をする陽可という女性は、目線を皆の方には向けず、少し無愛想に挨拶をした
斗亜という少年は、自身に付いている尻尾をゆらゆらと揺らしながら軽く挨拶をした
蓮と名乗る少年は、手に持っていた銃をくるくると指で回し始めた
言動から育ちの良さがわかるフールと名乗る男性は、礼儀正しいのにどこか不気味な印象を受けた
玲と名乗る男性は、こちらも礼儀正しく挨拶をした後、親しげに微笑んだ。
めんどくさそうに言った律と名乗る女性。冷たい口調で最低限の挨拶をした。
僕以外の全員の自己紹介が終わる。
皆の視線のほとんどは、僕に向けられており、僕が自己紹介をするのを待っているようだった。


僕が挨拶をすれば、それに返してくれる人もちらほら現れた。
正直小恥ずかしい部分があれど、自己紹介をしなければ僕だけ変な奴と認識されては困る。
早めに終わらせて、早く作戦会議へと移る僕達であった
全員から渡された無線機から、担任の声が流れてくる
2〜4限は作戦会議と自己紹介に費やし、その後給食を食べ終わった後、ついに本番の協力戦がやってきたのである。
今は何しているのかというと、試練をする為の会場に学校が用意したヘリコプターで向かっている。
ヘリコプターの中には僕達生徒が戦闘準備をしていたり、武器を磨いていたり、震えている人など、多種多様な反応を見せていた。
僕達はヘリコプターで会場に向かう前、三日分の食料(栄養バー)と水、そして各自持ってきたものが入った黒色のリュックを背負わされた。
また、僕達は最低限の耐性がある防弾チョッキも一緒に着せられ、まさに戦争に行く前の軍人気分だった。
最も、本物の軍人なんてこんな生半可なものではないのだが
すると梓紗は給食中の時に作った班決め資料を、ポケットから取り出した
ターゲットである教師は最大何人くるのか、何の教師なのか、何を得意としているのか、名前は何なのか
協力戦といはいえど、正直不明な部分が多すぎるせいで最低限の対策を練ることしかできない。
それでも何とか対処できるように、班決めを行ったのだ。
と言っても、これが最低限としてできているのかはこれまた不明だが…
僕が思い詰めている間に、ヘリコプターはもう会場の屋上に着陸していて、既に降りなければいけなかった
蓮が一番に屋上の床に足をついた。
それに続いて、全員も班決めされた指定の階層へ向かっていった。
【視点 ラピス・ヴァレンティーヌ】
階段を降り、私が班決めされた場所である2階に到着する。
私の他にも4人の同じ班に決められたメンバーがおり、全員辺りをキョロキョロと見渡していた。
会場に入ってからが試練の開始の合図であり、もう全員が警戒の体制へと変わっていた
そういうと薙咲は床から生えた高い壁を見上げ、興味深そうにしていた
猫孤の言う通り、慎重に行動しなければすぐに攻撃を当てられて全員リタイア状態になってしまう
私以外は心理戦に長けている面々の集まり。正直私は心理戦が不得意だからありがたいメンバーである。
【視点 龍牙】
…3階は相当迷路のように入り組んでいる厄介な場所だった。
他の場所もそうなのだろうか?そんなことを考えてる暇もなく、最優先で守らなければいけないハーヴィ・スティンガーの周りをぐるぐると見て回っていた。
麗は屋上に繋がる階段にて待機している
ハーヴィは元気よく返事すると共に、すぐ奥の壁の後ろに隠れた。
その刹那だった
いきなりの大声に驚き慌てて身を低くする。
すると、大きな銃声が鼓膜を破りそうな勢いで響き渡る。
慌てて銃弾が発射された方を見る。すると、ハーヴィが隠れていた奥の壁には穴が空いていた。
慌てて奥の壁へ様子を見に行くと、ハーヴィは結んである方の髪に弾丸が当たった為、
頭に命中したと言うわけではなさそうだった

唖然とした表情で銃を抱き抱え待機するハーヴィ。
よく見ると頭の命中を避けれた代わりに、避ける際に耳に銃弾がかすったのだろう。
耳から若干血が垂れていた
陽可が手際良くハーヴィの耳からの出血をハンカチで止める。
大出血とか言う沙汰にはならなそうだ。
斗亜も慌ててこちらに向かってきて、ハーヴィの応急処置を手伝う。
バーンッ
その時もこの壁を狙って発砲してくる。
間違いない、ターゲットが3階のどこかにいるのだ
すると階段側で待機していた麗が突如口を開く
すかさず工事現場でよく見る足場、あそこを指さす。
噂をすれば、屋上で待機していた面々が急いで階段を下ってきてくれた。
ハーヴィが耳に応急処置をされているのを見て、何かを察した様子だ。
バーーンッッ
バーンッ
ハーヴィが銃を撃った方向に向かって弾丸を放つ。
しかしなんの終了の合図も無かった為、不運な事に外れたのだろう
そして何より大変なのは、藍梨とラルが負傷したことだった。
しかもラルと藍梨は、それぞれ見る為に必須な目、催眠を使う為の目に弾丸が的中し、片方の目から血が垂れている。
場は混乱状態だった。
それもそうだ、最優先で守らなければいけない人達が負傷してしまったのだから。
今回のターゲットは銃使いであることは確定している、それをどう対処するかにかかっているのだ
ツー....ツー...
私達は予め場所の安全性を確認したあと、1階のメンバーと合流した。
その理由は勿論、上の3階から銃声がしたからだ。
こちらもどこかに敵が潜んでいる可能性が高い為離れられなかったため、せめて安全でいられるよう合流したのだ。
ブルブルと振動しながら応答を待つ無線機を取り、宮麻は連絡に応じた
こちらは今のところ何も見つけられてないが、たしかに3階と屋上組が酷く消耗するくらいなら、こちらが出向いた方がいいのかもしれない
すると、無線機からまたもや銃声が響く。
攻撃を未だに仕掛けられている様子だ。
言われた通り陽可は無線機を即座に切り、私達も無線機の電源を切った
上、下、天井、右、左、全て執拗い程視線を凝らしてターゲットがいないかを確認する。
そのまま時間が過ぎて行く。
私も休憩がてら壁にもたれかかる
その刹那
カチッ
氷空の言葉は途中で途切れ、次の瞬間大きな爆発が起きる。
黒い煙が立ち込め、視界が悪くなる。
皆の安否が確認できない。上からも銃声が激しく聞こえるため聴覚も上手く機能しない。
すると、リリーの悲鳴とともに叩き付けられた硬い音が響く
それに続いて、黒い煙の中で誰かが争っているような音が次々と響き渡る。
皆、煙によって見えない敵に翻弄されているようだった
そう思っていた私も、次の瞬間自身の腹に激痛が走る。
明らかに大きな打撃を与えられた。
腹に打撃を喰らったため声が出にくいが、力を振り絞って叫ぶ。
アレス、律、猫狐の安否は確認できたが、それ以外の安否は確認できていない。
まさか、全員リタイアとかじゃ....
すると煙が少し晴れ、薄暗い程度の煙になった。
目を凝らすと、2階の真ん中には背丈の高い女性が煙草を口に咥えながら佇んでいた。
赤い髪が風で靡き、同時に階段の影に隠れている他のメンバー達も見つけた。
煙草を吸い終わった後、私とアレス達を見つけてこう言った。
おまけ
シュー先生つめつめ(アナログ(加工済み))

豆知識
沈舒(シュー先生)と沈槿(校長)はどちらも「沈」が使われているが、別に親族関係でもなんでもないただの同僚同士である。
名前に沈の字が偶々入っていただけなのでお互い「同じですね〜」とか言ってるだけ。
マジで他人同士である











































編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。