第16話

episode11 #彼女の言葉は重かった
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2026/02/09 06:00 更新
末森なな
末森なな
まず、みんなも知っている通りの「嘘つき狼」。人狼ゲームで言う人狼の位置にいる子だね。
末森なな
末森なな
入学理由を偽って入学している不届きもの。狼は同じ学年の同士のみ知ることができるんだってさ。
末森なな
末森なな
ここからが新しい情報かな。
ななさんは息を吸って、言葉を放った。
その言葉は変に軽く、変に重かった。
末森なな
末森なな
役職、「花束を持った詩人」。
末森なな
末森なな
この役職は要約すると、「花」というカードを持っている人間のこと。
末森なな
末森なな
役職の重複は可だから、「花」をもっていたとしても狼の可能性はあるそうよ。
末森なな
末森なな
「花」は一人、指定した人が市民か否かがわかるカード。一度使ったら二度とは使えないし、使うタイミングや場所はなんだっていい。
末森なな
末森なな
次は...。
ななさんの説明は続いた。
まとめると、

嘘つき狼...各学年2人以上。同学年で同役職のものだけは知ることができる。

花束を持った詩人...「花」(指定した1人が嘘つき狼であるか否かがわかる特殊カード)を持った人間。役職の重複は可能。人数は5人。

天啓の受取人...一週間に一度、木曜日に狼ではない人を知ることができる。人数は1人。

悪女...役職発表の日から、どれだけ好きな人でも好きになってはいけないと言い渡された役。狂人と誤認していただいても構わない。また、悪女という名前だが男女一名ずつである。

キューピッド...役職を付与された日(つまり今日の12時)に言い渡されたペアをくっつけるために尽力する役。一週間に一度は2人になんかしらのサポートをすることが義務付けられているそうだ。合計2名で、「貴方はキューピッドです。〇〇と△△をくっつけてください」と連絡が来るらしい。

愛情深い騎士...一人、退学処分に処されても退学にならない人を指定することができる。なお、自分は指定できない。各学年1人ずつ。

哀れな人...自分の役職を勘違いしているひと。実際はただの市民。3人以上。

というところだろう。
末森なな
末森なな
...まだ理解が追い付かないのは当然だと思うから、ゆっくり理解していきましょう。
青柳玲央
青柳玲央
末森ななさん、ありがとうございました。
青柳玲央
青柳玲央
次に学校生活の変異について、黒園涼さんからお願いします。
黒園涼
黒園涼
はい。
今の50分授業7限という生活が少し崩れると、丁寧に説明を受けた。
7限目に会議を行うということだ。
処刑日が金曜日であることから、月水金の7限に会議を執り行うそうだ。
月曜日と水曜日は学年だけで、金曜日は全校全体で行うそうだ。
そして毎日の授業が7限から6限になった。
授業が一つ減るということだから、個人的にはありがたいけど、そう言う問題ではなさそうだ。
青柳玲央
青柳玲央
今日も急遽、早退していただくことになりました。
青柳玲央
青柳玲央
12時の連絡を見逃さないようにお願いします。
始まりはいつだって、唐突に。

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