ななさんは息を吸って、言葉を放った。
その言葉は変に軽く、変に重かった。
ななさんの説明は続いた。
まとめると、
嘘つき狼...各学年2人以上。同学年で同役職のものだけは知ることができる。
花束を持った詩人...「花」(指定した1人が嘘つき狼であるか否かがわかる特殊カード)を持った人間。役職の重複は可能。人数は5人。
天啓の受取人...一週間に一度、木曜日に狼ではない人を知ることができる。人数は1人。
悪女...役職発表の日から、どれだけ好きな人でも好きになってはいけないと言い渡された役。狂人と誤認していただいても構わない。また、悪女という名前だが男女一名ずつである。
キューピッド...役職を付与された日(つまり今日の12時)に言い渡されたペアをくっつけるために尽力する役。一週間に一度は2人になんかしらのサポートをすることが義務付けられているそうだ。合計2名で、「貴方はキューピッドです。〇〇と△△をくっつけてください」と連絡が来るらしい。
愛情深い騎士...一人、退学処分に処されても退学にならない人を指定することができる。なお、自分は指定できない。各学年1人ずつ。
哀れな人...自分の役職を勘違いしているひと。実際はただの市民。3人以上。
というところだろう。
今の50分授業7限という生活が少し崩れると、丁寧に説明を受けた。
7限目に会議を行うということだ。
処刑日が金曜日であることから、月水金の7限に会議を執り行うそうだ。
月曜日と水曜日は学年だけで、金曜日は全校全体で行うそうだ。
そして毎日の授業が7限から6限になった。
授業が一つ減るということだから、個人的にはありがたいけど、そう言う問題ではなさそうだ。
始まりはいつだって、唐突に。















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。