つぼ浦さんを抱えたまま、声を上げる
すると、左側の扉から1人出てきた
なんとかなったぁ……
よかった、これでつぼ浦さんは大丈夫なはず
すると、水槽の所に人が居るのが見えた
バチバチ、と火花が飛ぶのも見えたから
丁度今市長はどこかへ行ってしまったのだろう
そういって視線を落とした先には、綺麗な
顔立ちをした青年が居た
ハッキング?この人ロボットなの?
全然見た目人だけど…
今は眠っていて、入念に手錠も掛けられている
まぁ…とりあえず警察署の牢屋にでも入れよう
大きな声で2人の名前を呼びながら、俺は病院を
出た
それと同時に、街のアナウンスが鳴る
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1〜9番までの無線の復旧を確認しました
その他の番号については、只今復旧作業中です
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なんで無線使えなかったのか分かんないけど、
復旧したみたいでよかった!
急いで無線を出して、「1」と入力する
すると、みんなの声が聞こえた
いつもの声が聞こえて安心する…
俺はそのままライオットに乗り込もうと、
時計回りに走った
その時
らだおと成瀬が仰向けになり横たわっているのが
見えた
慌てて2人の体を揺さぶり、反応を確認する
返事はなかったけど、正常に息をしているのは
分かった
多分疲れてそのまま寝ちゃったんだろうな
俺は2人の頭を優しく撫でて、ライオットの
後ろへ乗せた
そして運転席に乗り込み、今までにないぐらいの
安全運転で警察署へ帰った
揺れ一つない車内はとても静かで、どこか
温もりや愛を感じる空気に包まれていた













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。