いつもの無線に「1」と入力し、自分が出勤した
事をみんなに伝える
すると、みんなが「おはよう」と返事してくれた
最近徹夜続きであんまり体調が優れなかった
から、今日は遅番だ
やべ、聞こえちゃってた
サングラス付けてるからバレないと思ってたん
だけど…
オルカは流石だなぁ…w
もう言い訳は通じないと思い、正直な事を
話そうとしたその時
大きいライオットが一台、駐車場に戻ってくる
のが見えた
その姿が想像できすぎてしまって、めちゃくちゃ
納得してしまったけど
ライオットから降りてきたのはつぼ浦さん
ではなく
ここ数ヶ月起床してきていなかった猫マンゴー
だった
俺とオルカは走ってマンゴーの元へ向かった
マンゴーはそう言い、後ろのドアを開けた
こっそりと覗いてみると、そこには
いつものヘルメットを被っていないらだお君と
成瀬君がすやすやと眠っていた
こうして、俺達は一旦署内へと入っていった
らだお君達をソファに寝かせて、マンゴーから
何があったのか全てを聞いた
つぼ浦さんが危ない状況だった事、3人が
速やかに応急処置を行った事、
この街の電気系がハッキングされていた事
それに伴い、ケイン君が操られてしまったという
事
俺の視線の先には、目を瞑ったまま微動だに
しない装甲肌のケイン君が居た
オルカの声が大きかったのか、成瀬君が
目を覚ました
力二は寝ぼけた顔でくしゃっと笑い、頬を
赤らめた
寝起きでまだ呂律が回っていないのか、珍しく
ふわふわとした喋り方をしている
そのまま時は流れ、途中で皇帝とぺいん君と
合流し
3時瞑想までずっと雑談をしていた
途中、成瀬君が首が取れそうなくらいにガクッと
頭を下げていたので
「全然寝ていいんだよ?」と言ったものの、
なぜか強がってそのままずっと起きていた
今日は街全体で電気系の不具合などか起こって
いた為、
珍しく犯罪は1回も起こらなかった
まぁ、平和で良い事なんだけどね
疲れが溜まっていた俺にとっても、ラッキーな事
だったかも知れない












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!