朝日がガラスの扉越しに輝いて見える
もう朝か…
気怠い体をゆっくりと起こし、背伸びをする
…いや、するはずだった
腕を伸ばそうとしたその時、激痛が襲いかかって
きたのだ
うっわ、筋肉痛マジか
昨日湿布貼ってから寝とけばよかったわマジで…
お陰さまで、俺の両腕お亡くなりになられました
今日は事務作業すらできねぇやコレ
クソデカ溜め息をつき、また椅子に座る
すると、俺の悲痛な声が目覚ましとなったのか、
らだおとドリさん以外の全員が起きる
てか思ったけど、そこのケインオーは一晩ずっと
手錠掛けられたまんまだったの…?w
かわいそ…
マンゴーは器用に手錠を外した
なんやかんやあったけど、ケインは無事に
帰った
一方、らだおとドリさんは一向に目覚める気配が
ない
心配だけど、数時間すればきっと起きるはず
そんな淡い期待を抱いて、また雑談が始まった
まだ朝早い時間帯だし、犯罪が起きる事はない
だろう
話が盛り上がっている最中で、マンゴーが
違和感に気づいた
マンゴーが指を刺したその瞬間
その方向から銃弾が飛んできた
幸い、弾丸は体に当たる事はなかったが、俺の髪
スレスレを通り抜けていった
危ねぇ…!?頭狙ってんだろコレ!?
この場に居た署員は全員、奥の廊下へと避難した
ちゃんと鍵を閉め、部外者が侵入できないように
する
どこから撃たれたんだ…?
確か、つぼ浦さんが撃たれた時も
どこから撃たれたのか全く分からなかったよな…
つぼ浦さんの次は…俺が狙いって事…?
でもなんで?なんで狙われてんの?
思い当たる節全くねぇんだけど…













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!