第4話

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2018/05/03 05:20
《今日はオフなのでカフェに来てます。
なんか…私が来るとみんな席離れてしまって
ぼっちなんですが…コーチとお茶なう!》
クタリア
あー。かわいい
ロク
またラユロさんの
サイトでも見てたんですか?
クタリア
まぁ。そりゃあ天使だし?
ロク
うわ。ガチ勢キモい…
そう言い残し、練習に戻る
あんなやつ、俺は知らん。
あれは俺のコーチじゃない。うん。
俺がチビの時、
他人に興味なんて無かった時
ラユロ・タリアータを知った
その時はなんとも思わなかったけど
だんだん、そいつの事を知るたびに
変わってく自分に気付いた
ロク
別にあのおっさんの
趣味なんてどーでもいいし…
ラユロは目の離せない演技をする
引き寄せられるような。
そいつの演技を見たら最後、
そいつを好きになってしまうような
その可憐な姿からみなラユロの事をこう呼ぶ
《氷のお姫様》

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