第14話

~ 14話 ~
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2025/11/02 08:00 更新
























二日後、晴れ



空は高く、雲一つない青だった

j.p.
よ、迎えに来た






インターホンが鳴って

ドアを開けると、そこには 先輩 がいた



制服の襟を少し整えて、

片手にはコンビニの袋を持って

j.p.
久しぶりだね、一緒に行こーよ( 


少し照れたような笑み



だけどその奥にある表情は、どこか申し訳なさそうで

j.p.
…… 寂しかったろ?悪かったな
俺が寝込んでる間、お前ひとりにして
y.a.
…… いや、別に
ひとりは慣れてるし …


口ではそう言いながらも、胸の中ではずっと

あの3日間のぽっかり空いた時間が残っていた

 



食べる相手のいない昼ごはん



行く場所がない放課後



生徒会室に入っても、先輩 がいないという違和感

y.a.
… やっぱ、寂しかったな


でも、そんな気持ちを真正面から言葉にするのは

恥ずかしくて



だから遠回しに、こう言った

y.a.
…… 生徒会室、静かすぎて変な感じでした( 


先輩 はその一言に、ちゃんと気づいたみたいだった

j.p.
そっか、ごめんごめん( 
… よし、じゃあ罰としてアイス奢る


俺は笑いながら、

y.a.
楽しみにしてます( 


って返した



学校につくと、

いつも通り 先輩 は俺を教室まで送ってくれた



周りの目線が、いつもよりずっと重かった

y.a.
また …… ッ


生徒会長と一緒に行動してる俺は、

明らかにクラスの中で浮いていた

 



「 生徒会長と仲良い子でしょ? 」

「 いいなぁ、特別扱いじゃん 」

「 男子からも女子からも人気だしね、先輩 」



 

ひそひそと囁かれる声は、最初こそ気にならなかった



でも、毎日それが続けばさすがに心が擦れていく

 



そして、この日

 

授業の準備をしていた俺は、

教科書がないことに気がついた

y.a.
…… 昨日、持って帰ったっけ、?


違和感



だけど、無くしたのかもしれないと

無理やり納得しようとした



「 誰かが取った 」 なんて考えたくなくて



 

昼休み



生徒会室に行こうと廊下を歩いていると、

突然背後から呼び止められた

.
ちょっと ゆあんくん … いい?


振り返ると、クラスのリーダー的存在の

女子が立っていた



明るくて友達が多く、男子にも女子にも人気がある



そんな子
 


その子が、俺の耳元でこう囁いた

.
生徒会長にくっついてるだけの子が、
あまり調子に乗らないでね?(


一瞬、息が止まった

y.a.
ッ …… え?


笑っているはずの口元が、まったく笑っていなかった



俺は一歩だけ後ずさりしてしまった

 



だけど ……



「 頼っていい 」って言ってくれた、

先輩 の顔が浮かんで

 

俺は何も言わずに振り返り、生徒会室に向かった























j.p.
お ~ 来た来た、ほら食え ~


先に着いていた 先輩 が、お弁当を広げていた



俺は何もなかったように席につき、ぎこちなく笑った

y.a.
言わなきゃよかったのかな … 、


どこかで、そんな気持ちも渦巻いていた

























放課後





今日は生徒会の仕事がなかったから、

俺は教室に残ってぼ ~ っとしていた

 

すると、またあの女子が現れた

.
生徒会室、行かないの?


一瞬、ぞっとした

y.a.
…… 今日は仕事ないので、


「 何か用ですか? 」



そう答えようとしたとき、彼女が一歩踏み込んできた

.
じゃぱぱ先輩 のこと、好きなんでしょ?


この一言で、背中を凍らせられた気がした

.
でも、あの人にふさわしいのは私
… あんたなんかじゃないわよ ッ!!


冷たい声



突き刺すような目線



でも ……

y.a.
俺の方が 先輩 のこと知ってるし、
ずっと一緒にいる ……


心の中では、必死にそう叫んでいた



 

だけど、それを言葉にすることはできなかった



何も言えず、動けず



ただ、彼女の言葉が深く胸に突き刺さって ……





気づけば、俺の手は震えていた























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