第3話

あなたに一輪の花束を。
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2026/05/24 11:20 更新
「」とあなたの名前を呼んで。
すっとあなたが振り向いて。
ふっと嬉しそうに笑って。
「」とわたしの名前を呼んだ。
ぎゅっとあなたは手を握って。
ずっとわたしの隣にいた。


わっと結果に喜んで。
そっと隣のあなたを見た。
それはいつものはなまるで。
すっとそこから視線をずらした。
ふわっと笑ったあなたは少しわたしの前を歩いてた。


ちょっと大人に近づいて。
さっと先生から返された答案を。
君に見られないように鞄にしまう。
前の君はいつも通りの満点で。
なぜか心がぎゅっと重くなった。


学年が上がって。
1人にならないために友達を作って。
昼休みにはいろいろな友達のところに行って。
君にはいつしか話しかけなくなっていた。
君には話しかけてくれる人がいるから。
君からすっと意識を逸らして。
ふっと心が軽くなったような気がした。


きっと君は何も知らない。
私がどんなふうに君を思っているのか。
ずっとずっと嫌いだった。
私の前を歩いていく君が大嫌いだった。
君がいなければ私は1番になれるのに。
君がいなければこんなふうに考えることもないのに。
君から視線を、意識を逸らすたびに。
君との距離が開いて追いつけないような気がした。


それでも無視をするしかなくて。
君にちゃんという勇気もなくて。
わかってたはずなのにこの心から解放されたくて。
君を遠ざけた。


ツーっと、鳴った電話を見て。
それが君からの電話だと気づいて。
急いで起きて電話に出た。
君はいつも通りの綺麗な声で。
その声が酷く久しぶりのような気がした。
君は他愛もない話をして。
時々君が笑って。
私もつられて笑った。

ふっと、会話が途絶えて。
気まずさに耐えられなくなって。
電話を切ろうとしたその時、
「」と君が言った言葉を私は一生忘れない。




君が大嫌いだった。
私の前を歩いていく君が大嫌いだった。
いなくなればいいとさえ思っていた。
だから、これでよかった
わたしは何もしてない
利も害もなしてない
だからわたしはわるくない

もう大人になった私は。
時が止まった君よりずっと賢くて。
ずっとずるくて醜くて。
1番だった。
わたしは、1番になりたかった。
ただそれだけだった。
1番になって、それで、
それからのことが何も湧かなかった。


さっと立ったそこは風が気持ちよくて。
そこには一輪の花が置いてあった。
すっと目を閉じると。
瞼の奥には笑ってる君がいた。
そして私はあなたに言った。
これまで一度も会えなかった言葉を。

「」

目を開けると、
そこにはふわっと少し困ったように笑う君がいて。

ぎゅっと私を抱きしめた。
暗い。これに尽きる。

znsbキャラでできるか、、?できないな。はい。

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