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第1話

少女レイ
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2022/01/09 12:36 更新
ミナ
レイ〜!!
いつも通りの日常のはずだった。
レイ
あ!ミナ〜!
いつも通り…挨拶して、話して…
結衣
レイ?その子誰〜?
レイ
幼なじみで親友のミナだよ!
ミナ
あ…えっと
陽菜
レイの親友か〜!
こんにちは!
ミナ
こ…こんにちは…!
結衣
レイって親友いたの?
知らなかったなぁ
レイ
教えてなかったからねw
ごめんw
そっか…レイは友達が沢山居るのね…
中学生になってからレイは沢山友達を作り始めた
出会った時は私だけを見てくれてずっと一緒に居てくれたのに…
今は昔と比べて一緒に居る頻度は低くなった
正直寂しいし…レイが私以外を見てるなんて嫌…
レイ
ミナ?大丈夫?
ミナ
え?
レイ
何かボーっとしてたから
ミナ
大丈夫だよ!なんでもない
レイ
そう?
ミナ
あ、私もう行くね…!
レイ
え?もう行っちゃうの?
ミナ
ちょっとやる事があるからさ
レイ
それなら仕方ないね。行ってらっしゃいミナ
ミナ
行ってきます!
あぁ…ほんとに不愉快…
私はレイが好きだった…恋愛として…
レイは小さい頃は私とずっと一緒に居て、一緒に居ないと何も出来ないような…そんな女の子だった。



でも今は違う__


レイはクラスの人気者で男子からも人気がある…
1部の女子はそれを妬んだりしているが…
それに比べて私はレイ以外友達がいない


レイ以外要らない__


そして私の本能は狂い始めた









二学期_
レイ
え…何これ
9月のスタートを告げるチャイムが鳴る_
9月が始まったばかりというのにレイは絶望しきった声をしていた


絶望するのも無理はないだってレイの席に



花瓶が置かれてあるんだから__
結衣
レイ!?大丈夫?!
レイ
うん…これなんだろ…
陽菜
きっとレイを妬む女子からの嫌がらせだよ!
気にしない方がいいよ!
レイ
そう…だね…
レイにこんな出来事が起こったと言うのに私は至って冷静






だって…花瓶を置いたのは私なんだから__







あの日から数日後レイを妬んでた女子はこれをきっかけに虐めをを始めた
レイ
やめて…!
女子a
私ね?前からあんたの事気に入ってなかったのよw
レイ
ごめっ…
女子b
謝ってどうするの?w
レイ
あ…
陽菜
レイ……
レイ
陽菜…!結衣…!
助けて…!
結衣
ごめん…レイ
陽菜
ごめんね
陽菜も結衣も助ける勇気なんて無かった。
助けたら自分も標的にされるかもしれない…
だから見て見ぬふりをするしかない





これで…レイは私しか居ない_






もうレイに居場所なんてない__
ミナ
レイ?なんか元気ないよね?大丈夫?
レイ
え…あ…大丈夫だよ!
ミナ
そう?何かあったら言ってね?
私はレイの味方だよ!
レイ
ありがとう…ミナ


これでレイは私のもの…私しか居ない…

レイが悪いんだよ…?私以外を見るから…





虐めはだんだん過酷なものとなって言った
机に落書き、靴箱にイタズラ、ものを隠されたり壊されたり…制服のスカートをカッターで破かれてた時だってあった。


でも誰も助けない…助けてくれる人なんて存在しない
みんな自分が一番大事だから




でもレイは虐めの事を相談してくれない…

私ってそんなに信頼ないの?
ずっと側に居て…誰よりもレイの事を知ってるのに?

レイの苦しみ…助けが欲しいでしょ…?

早く…

私の手を掴んでよ__





それから数日後__
ミナ
レイ…!
レイ
ミナ…ごめんね
ミナ
違う…!レイは悪くない…!
私が悪いの…!!
レイは踏み切りへ向かっていた


なんとかして止めないと…まさかこんな事になるなんて…
ミナ
レイ…ごめんっ!
私が悪かったから…!
レイ
ミナ…全部知ってたよ…
ミナ
え…?
全部知ってた?じゃあ何で私と普通に会話して登下校してたの?
何で?


そんな事を考えてるうちにレイは


踏み切りへと飛び出した__
レイ
君は友達_
そんな言葉を紡いで
ミナ
レイ…!
キ---ッ!!!

レイは…引かれた…

止めれなかった
そもそも私に止める権利なんてあった?
虐めの発端は私、それに追い詰められたから自殺まで至ったレイ
止める権利なんて…そもそも一緒にいる権利さえなかった
ミナ
レイ……居場所が無いのは私の方だよ…
そう…私の方こそが居場所が無かった
レイが居なくちゃ居場所は無い
レイの側には私とお揃いのキーホルダー
ちぎれたお揃いのキーホルダーが落ちていた_
夏だからなのか蝉がうるさい…
数日後__
ミナ
レイ……
数日経ってもあの時の光景が繰り返しフラッシバックする
二度とは帰ってこない君
もういっそ…私も死んでしまおう__



私は踏み切りへと向かった
レイが居ない世界なんて生きる意味が無い
だから私はレイの元に行く
レイが死んでしまったならいっそ…
ミナ
哀しいほど取り憑かれてしまいたいよレイ__
ミナ
すぐに行くからねレイ
踏み切りの前で
ミナ
えっ…?
死んだはずのレイが立っていた
ミナ
レイ…?
レイ
ミナ…
ミナ
なんで…
レイ
なんでだろうね?w
目の前には制服を着た少女…不揃いのスカートを着けているレイが居た
ミナ
半透明…
レイ
ふふっそうだね
だって死んだんだもんw
ミナ
ごめんね…レイ
私が間違ってた…レイが私以外を見るのが嫌で
レイ
そっか…
ミナ
でも結果的にレイを自殺に追い込んじゃって…
ミナ
レイ…
ミナ
透き通った綺麗な世界で貴方と二人っきりで愛し合いたかったよ__
レイ
じゃあこっちにおいでよ…ミナ
ミナ
分かってるよw今行く
夏が消し去った白い肌の少女…レイ



私は踏み切りへと飛び出した
透明な貴方は私を指さしてた
それが私の視界に入った最後の光景だった__














どうだったでしょうか…!
ボカロ小説は初めて書いたのでおかしなところはあると思いますが…w
「少女レイ」私とっても好きなんですよね!
それで次書く小説が決まってないので…リクエストお願いします…w
色々書きたくて選べないんですよねw
あとごめんなさい!!
プロローグと本編が逆になって投稿してしまいました!
ほんとにごめんなさい…

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