夜ご飯も食べて、みんなとお話していたら気づけば夜の12時。
私が目をこすっているとラウが私の元までやってきた。
しばらくうるさい空間の中で、二人は黙り込む。
あ、被っちゃった。
翔太と話してたらリビングでマリカやってる人たちが呼んできた。
さっくんの家から近いコンビニにアイスを買いに行こうとラウに誘われた。相変わらず、ラウと隣に並ぶと私、スタイル悪く見えちゃうな…笑
しばらくの沈黙があった後。
思わず私は足を止めてラウの方を見る。
ラウは少しためらった後に、静かに口にした。
この瞬間、世界が止まった。
sideラウール
俺の今までの思いを伝えた。
すると、想像以上にあなたちゃんは驚いていた。
そりゃそうだよね、ずっと一緒にいた幼馴染から告白だなんて…
もう、返事をするのかな…?
あなたちゃんは鈍い。
だからこれからは、はっきりと示していかなければ。
その途端に、あなたちゃんの顔は暗くてもよくわかる。
真っ赤に染まっていた。
照れてるあなたちゃんを見て意地悪したくなっちゃった。
ぼーっと突っ立ってるあなたちゃんを置いて、俺は先へ進んだ。
覚悟しててね。
ーあなたちゃん



















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。