第26話

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2025/05/11 13:52 更新
21:36 ビルの上
私は昔のことを思い出して本当の私も思い出した
(なまえ)
あなた
……そうだった、私は人を好きになるために私を捨てたんだった
(なまえ)
あなた
なんで忘れてたんだろ、やっぱりお母さんの子だからかな?
(なまえ)
あなた
は〜あ…これが遺伝子ってやつか…おっかないおっかない
(なまえ)
あなた
さて!そろそろ戻るか_
私は事務所兼自宅に戻ろうと歩き出した、けど何故か壁にブチ当たった
コンッ!
(なまえ)
あなた
な゙…ッ!
(なまえ)
あなた
…ペタペタ…←壁触ってる
(なまえ)
あなた
……??(なんで壁があると…??)(首傾)
???
あら大丈夫?お怪我は?
という演技混じりの女の子の声が後ろから聞こえた
(なまえ)
あなた
大丈夫、心配ありがとうニコッ
(なまえ)
あなた
それで、あなた名前は?
???
あらごめんなさい!まだ言ってなかったわね!
ルーシー・M
私の名前はルーシー!
ルーシー・M
ねえあなた!アンと遊んでくださる?
(なまえ)
あなた
アン?
ルーシー・M
そうよ!いらっしゃいアン!
ルーシーが名前を呼ぶと、大きな人形がルーシーの後ろに出てきた
ルーシー・M
アンは遊ぶのが大好きなの!少し甘えん坊だけど可愛いのよ?
(なまえ)
あなた
へぇ〜、遊びの内容は?
ルーシー・M
簡単よ!3分間可愛いアンと鬼ごっこをしてもらいたいの、捕まったらあなたの負けよ!
(なまえ)
あなた
ふぅん…ルールはそれだけ?
ルーシー・M
ええ!これだけよ!
(なまえ)
あなた
…ふふっ、分かった!遊ぶよ!
ルーシー・M
それじゃあ私が合図をしたら始めるわよ!準備はよろしくて?
(なまえ)
あなた
いつでもOK!
ルーシー・M
レディー?ゴー!!
ルーシーが合図をすると、アンは一瞬で私の方に来た
私はそれに反応し、大きなプレゼント箱の上に飛び乗った
それに続けてアンはまた私を追ってきた、私はまた攻撃をかわした
次はちょっと走ってみた、アンは当然私を追いかけた
するといきなりアンは追いかけるのをやめ、ルーシーのもとへ戻った
ルーシー・M
すごいすごーい!本当に速いわね、まるで猫のよう!噂通りだわ!
ルーシー・M
そんなに強いならあなたのお母さんはあなたをとても愛していたでしょうね、羨ましいわ
(なまえ)
あなた
もしかしてルーシーちゃん、孤児院育ち?
ルーシー・M
ええそうよ、私が居た孤児院はとても寒い所だったわ
ルーシー・M
氷のように冷たい水で一日雑巾がけをしたわ、その後は数日指の痛みが取れなかった
ルーシー・M
それに私の異能はこんなんだから、みんなに気味悪がられちゃって…
ルーシー・M
でもあなたは違う、母親に愛されて、温かい家で温かいベッドで眠れて…
ルーシー・M
でも、そんなに幸せな家庭で育ったのに、あなたは今殺し屋をしてる
ルーシー・M
なんの恨みもないくせに…あなたも私の気持ちを思い知るべきよ!!
するとアンが私に襲い掛かってきた、私はそれを異能を使って無数のツルを出し、アンを壁に拘束した
(なまえ)
あなた
…たしかに、私は母親に愛されてたかもしれない
(なまえ)
あなた
そりゃ分からないよ、ルーシーちゃんの気持ちなんて、だって同じ場所に居た訳でもないし、私はルーシーちゃんじゃないんだから
(なまえ)
あなた
捕まってそのドアの中に永遠に閉じ込められたって永遠に分からない
(なまえ)
あなた
ルーシーちゃんの苦しみの強さよりは弱いと思うけど…私も苦しいと思うことはある
ルーシー・M
あなたになんの苦しみがあるっていうのよ
(なまえ)
あなた
…あのね、ルーシーちゃん
(なまえ)
あなた
私は産まれた時から一度も人を愛したことがないの
(なまえ)
あなた
お母さんから聞いたの、私は人を愛することができないんだって
(なまえ)
あなた
私は人を好きになろうとして12歳の頃から毎日ずっと人が好きだったお母さんの口調を真似してる
(なまえ)
あなた
でも6年経っても、人を好きになれてない
(なまえ)
あなた
それどころか、さっきまでそのことを忘れてた
(なまえ)
あなた
忘れて私は人を好きになれたって勘違いしてた
(なまえ)
あなた
私は動物しか愛せない
(なまえ)
あなた
私は誰一人として愛せず、永遠に独り孤独に生きていく
(なまえ)
あなた
ルーシーちゃんはこの苦しみと恐怖が分かる?
ルーシー・M
(なまえ)
あなた
分からないよね、だって経験したことないんだもん
(なまえ)
あなた
なんなら経験したとしても、他人の気持ちは分からないよ
(なまえ)
あなた
ねえルーシーちゃん、ルーシーちゃんが入ってる組織ってギルドでしょ
(なまえ)
あなた
ギルドって失敗許してくれないんだよね?
私は異能を解除した、アンは私の方に向かっては来ないでルーシーの後ろについて指示を待っていた
(なまえ)
あなた
私のこと捕まえていいよ
ルーシー・M
え…アンタ何言って…
(なまえ)
あなた
ルーシーちゃんは私のこと捕まえに来たんでしょ?なら捕まえていいよ
ルーシー・M
(なまえ)
あなた
ほらどうしたの?お礼は貰っとくものだよ?
ルーシー・M
アンは私を掴んだ
(なまえ)
あなた
それで良いんだよ
アンは私を死なない程度の力で締め、一瞬で気絶させた




















???
(なまえ)
あなた
パチッ…
(なまえ)
あなた
いったたたた……身体中が痛い……流石に締めてくるとは思わなかった…
(なまえ)
あなた
(拘束の仕方すご…体操の吊り輪みたい…)
(なまえ)
あなた
(なんか飛べそ(?))
???
おはようアサシンプリンセス
(なまえ)
あなた
あ、ども
フランシス・F
俺のことはフランシスと呼んでくれ
(なまえ)
あなた
ふーん、そ
(なまえ)
あなた
でさフランシス、ここ何処?
フランシス・F
ここはモビーディックの中だ
(なまえ)
あなた
へぇー…これ異能?
フランシス・F
よく分かったな、起きてたのか?
(なまえ)
あなた
いやいや起きてない起きてない、起きてたら拘束されてないよ?
フランシス・F
まあそれもそうだな…
(なまえ)
あなた
てかさ〜早く要件言ってくんな〜い?早く家に帰りたいんですけど〜?
フランシス・F
ああ、そうだな、すまなかった
フランシス・F
アサシンプリンセス、俺の部下になれ
(なまえ)
あなた
はいはい出たよ出た!仲間になれ宣言!
(なまえ)
あなた
最近ずっとそう!探偵社は違うけど…
(なまえ)
あなた
ホントなんでみんなそうやって私のこと仲間にしたいわけ?意味分かんない!
(なまえ)
あなた
私なんもないじゃん!特別な役割でもあんの?!中島でもあるまいしそんなことないでs_
フランシス・F
ある
(なまえ)
あなた
あるんだぁぁ……
フランシス・F
俺達はお前とお前の拠点が欲しい
(なまえ)
あなた
あ〜…成程そういう感じね
(なまえ)
あなた
でも私の返事は断る以外ないからね
フランシス・F
そうか、タダじゃ入らんか
💼))ガタンッカチャッ
フランシス・F
一千万だ
(なまえ)
あなた
……

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