第6話

🎐
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2024/07/13 14:12
あなた
へぇ君、桜って言うんだ。
あなた
いい名前だね。


桜遥
ッ、//、は、はぁ?!


あなた
そっちの彼は梅宮って言うんだね。
















まだ顔を真っ赤にして照れている桜を横目に、


未だ公園の入口付近にいるもう1人の少年を見た。











制服からしてこの子も風鈴……


何だか私の知ってる風鈴のイメージに沿わない人だな。











不良だからもっと近寄り難い覇気のある感じを想像してたけど……


















梅宮一
初めて見る顔だな!外から来たのか?
梅宮一
よろしくな!




















何だか太陽のような子だな。


圧倒的光属性……


















あなた
笑顔が眩しすぎて……焼け死ぬ…(
























梅宮一
あ、桜!楡井達がさっき探してたぞ。


桜遥
あいつらが?


梅宮一
お昼から見回りだから必死に探してた。


桜遥
…そうか。
桜遥
じゃ、俺戻る。


梅宮一
ん!
梅宮一
見回り頑張れよー!!



















桜はそそくさと去っていき、


公園には私と梅宮だけが取り残された。















梅宮一
…さっきポトスにいた人だよな?


あなた
ポトス…?……ポトス……










あなた
あぁ、あのオシャンな店か。
あなた
いたけど?


梅宮一
店から出ていって少し経ってからだけどさ、これ拾ったんだよ!
梅宮一
仕事してたっぽいから、落し物かなって。














そう言って差し出してきたのは、めちゃくちゃ大事な防衛隊の書類。


落としてたんだ……















あなた
ありがとう、!
あなた
君のお陰で上司に斬られなくて済むよ(


梅宮一
え(








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