ホークスside
職場体験1日目___。
俺が体育祭で指名したのは
常闇くん…と、もう1人。
もう1人の方は公安の指示で仕方なくなのだが…
正直、あなたの下の名前に来て欲しかったが、何せ絶賛喧嘩中。
イレイザーさんに頼み込んだが
どうやらダメだったらしい。
___…コンコンッ
23時過ぎ、自室の扉をノックされる。
普通は不審だろうが、これは俺の来客。
あなたの下の名前不足と寝不足で死にそうな顔で
無理矢理 いつも笑みを作ると
重い気持ちで扉を開いた。
No.3としてじゃない
公安直属ヒーローとしての仕事。
体育祭でトーナメント戦にさえ出れていない子を
態々 指名したのもその為だ。
だが、まぁ…
会長も相当ヤバい仕事を渡してきたと思う。
「 有栖 心愛を惚れさせること 」
…なんて、
天地がひっくり返っても乗り気にはならないだろう。
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事の始まりは、会長からの一言だった。
渡された資料にざっと目を通してみれば
まさかの知っている子。
公安からの仕事と言えば、ほぼ暗殺だ。
素性を知っている人物を手にかけるのは
慣れているとはいえ、流石に気が引ける。
そんな疑問と罪悪感は
会長の言葉で掻き消された。
いつもと何ら変わらない表情で話す会長に
迷わず「 気持ち悪い 」と思った。
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。