( 2021年 MARK )
突然、部屋に訪れたと思ったら
あなたからのデートのお誘いだった
元々この時間はスケジュールが
入っていたけれど急遽キャンセルになって
一日オフの日になった
スケジュールがキャンセルになるとは
思っていなかったから
別にすることがないから宿舎で
好きな時間を過ごそうと思っていた
けど今、こうやってあなたが
デートに誘ってくれたから…
行くしかないでしょ…?
急いで支度をして外に出た僕たち
今日の1日は僕が全部決めるらしい
(2択デートって言うやつらしい…)
次に引いた紙には「漢江に行く」と書いてあった
今日は天気がいいから外に出るのがピッタリだと
笑顔で話してくれてその姿が余りにも可愛すぎて
街中で抱きつきそうになってしまった
漢江に着いて少し休憩しようと
芝生の上に座ったら
涼しい風と眠気に襲われて
あなたの膝を借りてお昼寝をした
目が覚めた時にはあなたはパソコンに夢中で
僕が目が覚めたことに気づいてくれない
まるで子犬のように頭を撫でてくれて
また夢の中に飛び込んでしまうところだった
お、「高級レストランに行く」だって!
あれ、でももう一枚の紙には
「私の手料理を振る舞う」だっただなんて…
僕は料理が出来ないから傍で
見守ることしか出来ないけれど
あなたの手料理食べたかったな〜
流石にあなたに手を出すことはないよㅎ?
でもあなたが余りにも可愛かったから
その夜は一緒に寝させてもらった
僕の隣で気持ちよく寝るエギに
悪夢を見ないようにと願いのキスをプレゼントした












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。