第51話

 リーダーとして
1,070
2025/11/21 07:47 更新

 (2022年 TAEYONG)

 NCTとしてではなくステージに上がって
 パフォーマンスをするあなたを初めて見たかもしれない
 そう思ったのは年末のコラボステージでのこと
 
 毎年必ずあなたのもとには
 コラボステージの話が回ってくる
 いつもは断っていたけれど今年は違って
 あなた自身がやりたいとすぐに答えたそうだ
 こっちの練習が終わってから
 コラボステージの方の練習に行く生活が続いていて
 家に帰るのが朝方になる日もあったそうだが
 楽しくやってるとマネージャーを通して知った


 あっという間に時間は過ぎて遂にその日は訪れた
 イリチルとドリムのステージを終えて
 急いで準備に向かったあなた
 その後ろ姿を見送った後踊り疲れて
 ソファーで寝てしまった
 目が覚めたて起き上がったら少し騒がしい控え室
 何かあったのかなんて思ったけれど
 いつも通りゲームをしているメンバーの声であって
 安心してまた寝ようかなんて思った矢先

 👤
 テヨンア !! あなたの所に行ってくれない? 
 謎の箱を渡されて
 (きっとアクセサリーだと思うけど)
 あなたのもとまで走って向かった



you
 テヨンイオッパ !! 
you
 忘れ物届けてくれてありがとうございます 

 髪の毛は長くなっていて
 丈の短いスカート、少し厚底の靴を履いていて
 見慣れなくてどこに目を向けていいのか
 わからなくなってじーっとあなたの
 目ばかりを見つめてしまった

you
 もしかしてテヨンイオッパ緊張してますか 
TAEYONG
 うん、きっとあなたより 

 そっと手を繋いできて手はいつもより冷たかった
 手の震えがいつも以上だった
 てっきりいつも通り緊張していないと思った
 

 👤
 あなたさん移動お願いします 
 
 頑張ってねと言おうと思った時に
 先にあなたの口からこんな言葉が出た
you
 テヨンイオッパはこのステージを見て 
 どう思うか分からないけれど
 チームに必要じゃなかったって思わない? 


 それだけ言い残してステージに上がっていった
 きっとあなたは両方の練習をしている内に
 自分が今いる居場所が合っているのか
 分からなくなったかもしれない
  
 確かにあなたにとっては女の子と
 一緒に練習することが普通の環境では無かったから
 楽しいと感じるのは当たり前
 でも僕達は誰もあなたのことを
 チームに必要じゃなかったって思ったことは
 一度もない、
 僕にとってはあなたが他のグループにいたら 
 あなたばかりが輝いてしまって
 勿体ないと感じると思う
 そう、今だって引き画であっても
 一番初めにあなたに目が惹かれた
 あなたの魅力はうちのチームだと
 調和されるんだよ、綺麗なことに
 あなたに言ったら理解はしてくれるか分からないけど
 昔、あなたがNCTUのメンバーとして公開された時
 イリチルが世間に注目され出した時
 批判を一番受けたのはあなたであって
 僕のもとにきて頭を下げてまで
 謝ってきたこともあった
 自分がいなければって、
 いつも自分の評価を下げて
 だからこの時僕はあなたとある約束を交わした
TAEYONG
 この先どんなことがあろうと
 リーダーである僕があなたを守るから 
 
 練習室で初めて君を観た日から
 今もあなたから目を離せなくなってしまった


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