第12話

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2023/10/14 12:30 更新
…………残りの3日……。
あなた
何をすればいいんだろー?
まあ、やる事とかないからここを歩いてるんだけど………。
???
…………おーい、そこの君!
あなた
ひぃっ!?
???
あはは、ごめんね〜、驚かせちゃって。
???
………で、いくつか質問させてもらうけど……。
???
君、目が見えないよね?
あなた
っ…………はい。
隠しても多分無駄だ。あくまで勘だけど。
???
そっかー♪ま、僕も君と同じ拒絶者だからね。それぐらいは分かるよ。
この声……聞いたことない。相手が一方的に私の事を知ってるのか………。
それにしても、向こうも拒絶者なのか……。
???
それじゃあ本題♪
???
君は波原 あなた!【視覚】の拒絶者………だよね?
あなた
………………まあ、そうですけど………。
???
よかった~!
???
あ、自己紹介が遅れたね。
イマリ
私は神楽崎(かぐらざき) イマリ!【着弾】の拒絶者だよ!
あなた
【着弾】………?
イマリ
そう!だから、物を投げたりしても直接は当たらないんだよね〜!
イマリ
その代わり!能力として【絶対跳弾】っていうのを持ってるから、
頑張れば当たるんだよ〜!
あなた
へぇ〜。
イマリ
………………ちょっと、こっちに来てくれるかな?
あなた
え?あ、はい………。
イマリ
さて、ここなら話もできる………と言いたいけど。
あなた
どうかしたんですか?
そんな私を無視してイマリさんはなにかの準備?をしている。
イマリ
フー…………。
イマリ
目標まで3780メートル、風はやや右向き、天候晴れ、跳弾の的………発見。
ダァンッ!!!
キンッ!!
ドッ…………。
一瞬、何が起きたか分からなかった。
イマリさんが、自分の銃の弾丸を何かに跳弾させて遠くの敵に当てたのだ。
あなた
えっ…………。
イマリ
いやー、これでも私業界では名が知れてるからさー、狙ってくる奴が多いんだよね〜。
イマリ
全く、スコープなしで私は20キロまでなら100%当たるのに………。
あなた
…………すご……。
あなた
…………ちなみに何に跳弾させたんですか?
イマリ
え………蚊。
あなた
蚊ァァァァァァァァァァ!?
あなた
そんな高い所に蚊っていました!?
イマリ
え、いたよ?上空800メートル辺りに。
あなた
何で分かるのォォォォォォォォ!!
イマリ
…………で、ようやくきちんと話ができる。
あなた
話………?
イマリ
………………君に謝りたい事が1つだけあるんだ。
あなた
え、私と貴女初対面ですよね?
イマリ
いや、君は私に会った………というより、私を知っている。
























































イマリ
……………音生が死んだ所で。
あなた
音…………生………?
あなた
まさか、貴女………!
イマリ
そう………。私があのスナイパーなんだよ。
あなた
ッ………!
イマリ
本当にすまなかった。上からの命令で…………。
あなた
……………………………………………。
これほど近くに従姉妹の仇がいる…………………。
殺したい。今すぐにでも。
ただ…………。
生憎私はそういうことのできない人間だ。
あなた
分かりました。
イマリ
……………………………………………………え?
あなた
え?
イマリ
私の事を殺さないのか?
あなた
いや、まあ、私の性格的にもちょっと…………。
イマリ
……………………………君は優しいな。
イマリ
実を言うと、私は今組織を抜けた状態でね………。追っ手は全員組織の奴らだ。
あなた
………つまり?
イマリ
匿ってくれ!!
あなた
分かりました!
イマリ
え、いいの?
あなた
全然良いですよ!こういう時はだいたいある人が来るので!
イマリ
ある人………?
音才
あなた………勝手に私を便利屋のように扱わないでくれるかな?
あなた
あははー、ごめんごめん。
あなた
でも用意は出来てるんでしょ?
音才
……………まあね。
音才
ところでそこにいるのは……………。
音才
神楽崎イマリだよね?
イマリ
はい?何で知って…………………………
イマリ
……………ちょっと待って?
イマリ
……………換気扇読書陰キャ君?
音才
あー、そう呼ばれてた時もあったね。
イマリ
やっぱりか〜…………。
あなた
え、二人はどういう関係?
二人
同級生。
あなた
え。
あなた
まじで?
二人
まじで。
あなた
へぇー……………。
音才
ちなみにその学校はあなたの行く学校で言い忘れてたけど
学校に行くのは明日から。制服はもうサイズ合わせて買ってるし
よろしく。
あなた
…………………………。
あなた
そういう事は早く言えやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

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