猫のIQは高くない。
長い間何かを覚えていることは苦手な方だし、
犬と違って思考を巡らせる動物でもなく、刹那的な本能を優先する生き物だ。
だから、感じた不快なにおいについて考えるよりも眠気を優先してしまった。
キャットタワーのてっぺんで寝息を立てている私に近づく、どこかで嗅ぎ覚えのあるスパイシーな香り。
ああ、眠いなあ。
もう少し眠っていたいな。
だらん、と垂れた尻尾がゆっくり揺れた。
この時、さっさと起きて逃げなきゃいけなかったんだ。
だってこのにおいは…
*心操視点*
文化祭用の買い出しがひと段落ついた俺は、そのまま学校を出て猫カフェに向かっていた。
カーテンを買った店から学校までを何度も往復した体は疲れてだるい。
早くクロの温かい体を膝に乗せて癒されたかった。
制服のシャツは汗を吸ってほんのりしょっぱい匂いがする。
汗をかいた人間の肌を猫がべろべろ舐めるのは塩分補給のため、らしいけど…なんかクロに関しては目的が違うような気が、しなくもない。
もはや自分でも、クロに会いたい目的とあなたに会いたい目的のどちらがメインなのかはわかってない。
職場に急に俺がきて慌てるあなたは、きっと可愛いんだろう。
暑い外を歩いて、猫カフェの扉に手を触れるまではあと少し。
扉を開けて、受付よりも先に目を向けたのはいつもクロがいるキャットタワーの方。
そこにいつも通りのクロがきっといると思って。
なのに俺の五感に飛び込んできたのは、
悲痛な猫の鳴き声と______
尻尾を引っ張られて無様にタワーから落ちる黒猫の姿だった。
目の前の光景に一瞬動けなくて、鞄を取り落とす。
黒猫の尻尾から手を離す男と、
叫び声を上げながら落ちていく黒猫がやたらとスローモーションに俺の視界を埋めて。
カバンの中の操縛布とか、個性を使ってどうこう、とか
そんな冷静な考えは吹っ飛んで、
疲れた身体の体力なんかも全部忘れて床を蹴った。
身体を鍛えて俊敏性が上がっていて良かった、
今ほどそう思ったこともない。
勢いを殺せずに転がって壁に激突したけど、腕の中には震えて鳴く黒猫が収まっていた。
パニックになった様子のクロは毛を逆立てて威嚇したまま、俺の腕の中でも落ち着かない。
クロの強い恐怖を感じ取って、俺も怒りを抑えられそうになかった。
男に向かって怒鳴りたくて振り返ると、クロの鳴き声に集まった店員が男をもう囲んでいて…
その中にあなたの姿はなかった。
お久しぶりの更新でございます、
遅くなってもうしわけッ
いきなりクロちゃんになんてことするんだ、許せん。
そんな苦情は受け付ける。
俺氏ブーケ、ただただ幸せなお話は書けない生き物。
じゃんじゃんばりばり伏線を回収してまた新たに仕込んでいきましょうね、エッホ、エッホ、また更新頑張るってつったえっなきゃ!!
そうこうしてファンアートをいただいております紹介させてね!!
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おれっていきものは。
まさかまだメリークリスマスを回収紹介しきっていない、だなも。
ひんっっっかわいいかわいいかわいい、クロとヌシがリボンで包装されてッああっどっちも持って帰りますわたしが。
色合いががが、ヌシ、クリスマスツリー!!
赤いリボンだからそこにホークスがいい感じに目をつけて「赤いリボンってことは俺へのプレゼントってことでいいんですかね」とかいって回収を目論み、
そしてクロちゃんは安定の紫リボンだわー!!!
えああっ心操持って帰れ!!!
ほんでほんで、クロちゃんのヒーローコスが決まりましたわね。ええ、ええ、きまりました。
決めてなかったけど決まりましたわ。
可愛すぎ可愛すぎ、これに捕まりたいがためだけに私は敵連合に入るもしくはモブチンピラとしてそのへんで悪さできる。
絶対領域がみえてるーァァァァァァァッ!!!!
ぎゃひーー!!しあわせ!悔いはない!!アァッ今日も生きれる!!!!!
まっってよ二枚目真ん中下のクロちゃんなにそのかお、かわいいかわいい「ニヒェア」みたいな笑い方なにそれかわいいうへへへへへ!!!!
描いてくださったのはゆなちゃん!!!
いつもありがとう大好き大好きッスポットライトも押してくれてありがと!!!!♡♡♡
そうだわっっっスポライ3000いきましてよ、ジャストスポニストは自己申請によるとRinちゃんだった!!!ありがとう!!♡♡♡♡♡♡♡
てか3000ってなに????
スポライランキングの発表はまだですかね運営氏。
それではコメ返でお会いしましょう!













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。