私が話すのは「 学園長のお話 」の後 ,
蘆屋殿が紹介してくれたら舞台に出るらしい
__ も居るかな ,だなんて期待を
舞台裏で膨らませる .
いきなりの本番に緊張しながらも
期待に応えられる様気合を入れる .
「 雲雀あなたです ,よろしくね 」
壇上から見えたのは ,
眼帯と手袋をした子とか ,
金髪を七三分けにして眼鏡をした子 ,
兎に角 ,個性を尊重する学校
それが私の抱いた学校の第一印象だった .
暖かな拍手を受けながら ,
私は舞台裏にいる蘆屋殿の元へ
軽い足取りで向かって行った .
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。