ピクト の 弟様 の 事 も 気になるし
生憎 私は 他国の古い歴史を知っていても
現状については詳しく知らない 。
まだ ハッキリしていない事 が 多く有る為、
先ずは物事を明確にするのが先だろう。
そういい 、 テキパキと動き始める ピクト。
元いた城の メイド よりも 気が回る為、
一瞬 執事かと 思ってしまったのは
私だけの 秘密だ 。
そう言い、リビングの机の上に
1枚 の 紙 を 見せる 。
私 は その顔 を 見る度
驚いて声も出なかった 。
そんな 私 の 反応 を 見て、
ピクト は 不思議そう に
私に 声を掛けた 。
この顔はよく覚えていた 。
何時ぞや の 社交パーティで
何度か顔を見ていたし、何より
イケメンな癖してクソ声がでかかった 。
そんなギャップが凄いお方、
忘れる訳がない 。
情報屋だからそれくらい
割れてると思っていたが、
そうでもなかったらしい 。
ピクトが必死に探しても見つからない程、
上層部の情報は貴重なのか 。
そう言い微笑むと、
ピクトは目をキラキラ輝かせた 。
生き別れの大切な人に会えるのは、
とても嬉しいものだから、
そんな顔になるのも分かる 。
… 私の大切な人には、
まだ会えそうにないけど 。
その発言に私をぴくりと
身体を揺らす 。
確かにそうだ 。 そう思うのは
当たり前 。
待ちに待った質問に
口角を上げた 。
ででん ! と、効果音が着きそうな
くらい堂々 と 立ち 、
にやりと口角を上げた 。
城の中で散々考えた 。
ようやく 口 に 出す事ができるのね 。







![[参加型?]空の上で最後の遺言を、](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/fLidrLhRSUUik4ZkTr7M83BhU0V2/cover/01KCTXMWS5RZ2WT40YN9XJ0C3Y_resized_240x340.jpg)




編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!