その後、素敵な夕飯を振舞って頂き
眠りにつき 日の出 が 見える頃に目を覚ます。
生きてきた人生の中で1番幸せな朝だ。
水をかけるメイドも、
怒鳴る両親も、もう居ないんだ 。
…… 否、 とぼけちゃ駄目よ私 。
これから幸せな日々を創るのだから、
王宮から離れて、逃亡生活をして 。
アイツらに痛い目合わせてやるんだから !
そして 他にもやりたい事があるし …
今日から忙しい日々が始まるなんて
なんだか とてもワクワクしている自分がいる。
レッスンや礼儀作法や勉強で
忙しい日々はとても憂鬱だったのに 。
とても 不思議 。
そう 寝起きのふにゃふにゃ な 脳で
ぽやぽや考えていると、
部屋のドアが外側からノックされた 。
そう丁寧な言葉で話すピクト 。
なんだか 執事が出来たみたいで違和感がする。
矢張り いやだ 。
確かに、ピクト は 私に忠誠を誓ったから
敬語で私を敬う様 に しているのだろうけど
正直この関係性は嫌いだ 。
折角近しい関係になれたのに
余計距離を感じて悲しい。
私 は 振り絞って ピクト に 言った 。
そう言うと、ピクト は 眉を顰める 。
とても ずる賢い行動だが、
ピクト が 譲らない限り、
流石に使わざる負えない。
私 は ピクト に 、 敬語禁止、
私の友人として接する事 。 と 命令した 。
とても 悔しそうだったが、
さすがに命令に逆らえない ピクト は
大人しく 食い下がった 。
私 は 彼に 思いっきり微笑んだ 。
ずっと憧れていた 友人 が 出来た事 に
私 は 心から 喜んだ 。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。