周りの空気が一気に張り詰める。
そうなるよね一切覚えてないって言っていたし、でも必要以上の犠牲者を減らす為に。
…どう繋げればいい。上手く言えなさそう。
あんまり重要な情報じゃ無いと思うけど僕が言いたいのは、
無い…って言ったら疑いが晴れるのかな、でも無責任に指名するのは良く無い。
どうしよう。人狼の特徴を掴まないと。
その紙は凄く古臭い、匂いしてくるんじゃ無いのって程。
それって二日以内に見つけないといけないって事?
その事は人狼は知っているんだろうか。
僕は知らない。って事はもう一人も知らないのかな。
それなら何も知らずに死ぬって事?
此処にいる人が食べられたらバレる。
なら此処以外の人だったら、候補が縛られにくくバレない。
これで最小限にしたい。最適解がいい。
僕はるぅとくんのを見て
るぅとくんはさとみくんのを見て
さとみくんはジェルくんのを見て
ジェルくんは莉犬くんのを見て
莉犬くんはなーくんのを見て
なーくんは僕のを見る。
って感じになった。
時々忘れてしまう。
僕らのうちに人狼がいる事。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。