第38話

お別れ
1,092
2025/11/16 16:31 更新
あっという間にじょうと同じ部屋で過ごす最後の夜になった。

初めてこの部屋でじょうと会った日のこと、じょうにバレてしまった日のこと、励ましてもらった日のこと、手を繋いだ日のこと。

色々な思い出が一気に蘇ってきた。


YUMA
YUMA
明日じょうが移動するんですよね?
K
K
そうだねー
K
K
じょう敷布団になっちゃうけど
JO
JO
全然大丈夫です
HARUA
HARUA
僕たちの部屋広いもんね
あなた
なんか一人で使っちゃってごめんなさい…
FUMA
FUMA
いーのいーの
YUMA
YUMA
寂しいと思うから遊びに行くね!
あなた
ありがとう笑
TAKI
TAKI
ずるーい俺も行く

みんなが「俺も俺も」と口々に言った。

多分本当に寂しくなると思うから、逆に部屋にいることが少なくなったりして…。
~HARUA side~

夜ご飯を食べて部屋に戻った。

HARUA
HARUA
じょう結構荷物あるかな?
YUMA
YUMA
なさそう笑笑
HARUA
HARUA
2人の部屋も楽しかったな
YUMA
YUMA
おーい可愛いこと言うな笑

じょうが来てくれるのもとっても嬉しいし、あなたのことを考えると一人部屋にすることが正しい。

だけどゆうまと2人の空間が心地よくて、とっても楽しかった。

最初はすごい話しかけてくるからどうしようかと思ったけど…笑


HARUA
HARUA
最初はどんな人だろうって思ったけど
HARUA
HARUA
ゆうまと同じ部屋でよかった
YUMA
YUMA
急にどした笑
YUMA
YUMA
俺もだよ
HARUA
HARUA
ゆうまは僕のこと大好きだもんな~
YUMA
YUMA
いやはるあの方がな?笑



HARUA
HARUA
そういえば…林間学校大丈夫そう?
YUMA
YUMA
あぁ、、

あなたと同じ班にゆうまがいて良かったけど、その他の2人は前にトイレの前であなたのことを問い詰めてた2人だ。

あの時はまきとたきと僕が見つけたからよかったけど…もし行けていなかったら。

YUMA
YUMA
絶対バレないようにする
YUMA
YUMA
俺が守る
HARUA
HARUA
うん…なんかあったら呼んでね
HARUA
HARUA
まきと行くから
YUMA
YUMA
同じ班なのか笑
HARUA
HARUA
そうそう笑





「俺が守る」

そう言ったゆうまは王子様みたいにかっこよかった。

僕もゆうまみたいになりたい…。
~Your side~
あなた
じょうもう寝る?
JO
JO
そろそろ寝ようかな

電気を消してベッドに入った。

ベッドに入りながらじょうに話しかけた。

あなた
じょう…?
JO
JO
ん??
あなた
今までありがとう
JO
JO
お別れ…?笑
あなた
いやじょうにはたくさん助けられたし!
あなた
じょうが同じ部屋でよかった
JO
JO
それは僕も同じ
JO
JO
楽しかったよ
あなた
よかった笑
あなた
ごめんね移動することになっちゃって
JO
JO
そこは何も気にしないで
あなた
寂しくなるな…笑
JO
JO
部屋離れても沢山話そうね
あなた
うん!!

なんか私は胸が締め付けられるくらい寂しさを感じているのだけれど、じょうはそうでもないのかな…?


JO
JO
本当は…
あなた
ん??
JO
JO
あ、いやなんでもない…
あなた
え気になるなあ笑
JO
JO
忘れて笑
JO
JO
眠くなってきた…
あなた
え、あ寝る?
JO
JO
寝よっか
あなた
うん…おやすみ!
JO
JO
おやすみ

じょうがなにを言いかけたのか気になったけど、じょうが眠いって言うから問い詰めるのを諦めた。



私ももう眠いからすぐに寝てしまいそう。
寝たら明日になってしまうから、寝たくないけど。



じょうのベッドの方を少し覗いて目を閉じた。
~JO side~
あなたと過ごす最後の夜。

とてつもない寂しさが押し寄せている。

もう会えなくなるという訳でもないのに。

JO
JO
本当は…
あなた
ん??

思いが溢れて本音を言いそうになった。

寸前のところで止めて、眠いからと誤魔化した。

寝たら終わってしまうから、ずっと話していたいけど。

あなた
おやすみ!
JO
JO
おやすみ


おやすみと言ってからずっと眠れずにいた。

あなたの方を見ると既にすやすやと眠りについていた。




ベッドから出て、あなたのベッドの横に座った。  

寝顔…可愛いな、、。





JO
JO
本当は…同じ部屋でいたい…

そう言いたかったけど、怖くて言えなかった。



あなたの手に触れようと手を伸ばすと、触れた反射かなにかであなたがギュッと僕の手を握った。




ずっと繋いでいたい…。





あなたは全く起きずに寝ている。
JO
JO
今日くらい…いいかな

手を握ったままベッドには戻らなかった。

あなたのベッドの横に座っている状態で目を閉じた。

誰も部屋に入って来ませんように、、、
~Your side~
アラームが鳴る前に目が覚めた。

時刻はまだ6時だった。
土曜日なのでもう少し寝れる…、、








あなた
んぁ!?!?

ベッドの横にはなぜかじょうが座っていた。

隣のベッドには誰もいない。





そしてなぜか、手を握っていた…。
あなた
なんで!?!?!?
▷▶︎▷つづく

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