予想外すぎた言葉に
思わず 変な声を発した
信じられないという表情で 言われたが 、
私の視界には バッチリ男の姿が 。
だが 、オカルト大好きの私は
ここで勘づいた
私が そう発すると 、
男は更に 目を見開いた 。
私が 男の言葉を待っていると 、
ゆっくりと 口を開いた
普通の人なら驚くであろう 発言をしたが私には
「 本物だ ー ! 」
位の感想しか 出てこなかった
男は「 ほら 」と 自分の足元を指さす
私が 視線を落とすと 、
男の足は 宙に浮いており 、
半透明になっていた 。
すると男は気まずそうに 視線を逸らした 。
ここで私に 怖がられて逃げられる 、
酷かったら失神する とでも思われてたのだろう 。
しかし 、彼の予想は 外れた
私は キラキラとした目で彼を 見つめた 。
思ったのと 180度違う反応に
男は 驚いたような 反応をしていた
そりゃ 、怖がられる と思っていた相手に
キラキラと 尊敬している かのような
眼差しを向けられてきたら 驚くだろう 。
さっきの気まずそうな表情は
何処へ行ったのか 。
『 ビビってもよくね ? 』
なんて 、お化け屋敷の係の人 のような
言葉を 言っているが 、
それだけ 驚いている という事だろう 。
ケラケラと 笑い出す 私に 、
男の目は どんどん見開かれていく 。
男は 戸惑いを隠せていない 。
『 友達に見せたいな 、カメラ写るんかな 』
としゃがみこんで スマホを取り出す 私に
彼は 聞いた 。
急に 声を荒らげた彼にも 驚いたが 、
私は 冷静に 立ち上がった
そして 彼を見つめ 真顔で答える 。
『 いぇーい 』
と少し笑って ピースする私
シリアスの雰囲気の中 こんなことを告げた私に
男は 間抜けな声を 出した
彼は 唖然としているが 、私は 本気だ 。
サラサラとした 綺麗な茶髪 。
吸い込まれるような 黄緑の瞳 。
シュッと整っている 顔面 。
極めつけに 、高身長で 足も長くて 細いし 。
いや 、メチャクチャ イケメンやん !?
呆然としていて 何か言う様子もない 男に
私は 言った 。
大真面目に 主張する私に
彼は 驚き を通り越して
呆れているような 視線を向けてくる
あなたは面食い すぎて
小学校から 黒歴史製造機になりつつあったほど
重症なのたま
イケメンと関わりを作ろうと
延々と 金だけを溶かしている 哀れな奴だった
何とか 言葉を絞り出し
恐る恐る という様子で言った 彼に 、
当たり前のように 答えた 。
と 、精神病院を オススメしたくなる ような
理論を並べた 彼女に 、
彼は プッと 吹き出した 。
ひゃっ 目の保養 !!!
彼は 笑みを含んだような顔で
名乗った
不意打ちの あなた呼びに
キャー と叫びたいのを 何とか抑える
そういう 私に 、
ゾムくんも 嬉しそうに微笑んで 、
『 こちらこそ 』
と言ってくれた 。
これが 、彼と 私の 出会いだった 。

ᡣ𐭩 鳥居 希
ᡣ𐭩 ✘ ✘ 歳
ᡣ𐭩 幽霊












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。