赤音さん、ごめんね
今までずっと、
貴女の事を忘れていた
きっと悲しくて
嫌になって
でももう
逃げないから
そう一が言うと武藤君が出てきて次の相手が武藤君になる
青宗の声に耳を傾けずイザナの元へ走り出す
それまでに多くの天竺の人を殴って蹴って道を開けた
積み上がったトラックの背荷物的な所にいたイザナが私に手を差し伸べそういう
手は取らず、自力で上がる
上には稀咲と半間君もいた
確かに
圧倒的数の差で負けていたが、床に倒れている数は圧倒的に天竺の方が多い
13…
イザナが13ってことは、
丁度兄さん達が捕まった時くらい…
イザナは極悪の世代のメンバーの罪状を次々話した
望月莞爾は 公務執行妨害
喧嘩を止めに入った警察官をボコボコにしたらしい
武藤泰宏は 傷害
やられた相手は脊髄損傷で下半身不随
柔道をやっているらしく、コンクリートに投げつけたらしい
そして、クソ兄貴は
当時 都内最大の暴走族
六本木 "狂極"
その総長と副総長と兄さん達はタイマンを張った
目の前がグラグラしてよく分からなかった
倒れている母さんも父さんも冷たくて
外からはパトカーのサイレンが聞こえて
『なんで殺したのッ!!!なんでっ、なんでェッ!!!!』
『それなのに私を置いていくのッ!?1人にしないでよ!!!!!!!』
「…ごめん、あなた」
「お前のためだから」














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。