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第142話

138話
1,300
2025/12/20 12:27 更新
私の隣にいるイザナは下にいるみんなを見下ろしながらそう確信したように言う




…私はイザナを殺るために、ここに来たのに













下にいる兄さん達から、目が離せなくて



また、捕まってしまうのかな



また、私を置いていくのかな



もし捕まっちゃったら



次は、いつ



会えるのかな。






そう考えただけで、胸のざわめきが治まらない



あんなに嫌いなのに



あんなの、兄さんだなんて思いたくないのに
黒川 イザナ .
……

下にいる兄さん達はソウヤ君と八戒君と闘っている




…強い。素直にそう思った




今の状況はどう見ても兄さんたちが優勢で




白谷 あなた .
っ、あ、
白谷 あなた .
ソウヤ君ッ!!

竜胆に足の骨を折られたソウヤ君は使い物にならないと八戒君に兄さんたちのヘイトが向く






2人は八戒君を集中攻撃し、竜胆が八戒君を動けなくさせているところを蘭が警棒で叩き続ける
白谷 あなた .
っ、!!
黒川 イザナ .
……


私は我慢できなくて、わざわざイザナの元まで登ったが、下に降りて兄たちの元へ駆け寄る
白谷 あなた .
やめ…ッ!!
河田 ソウヤ .
ぴ…
河田 ソウヤ .
ぴぇぇえぇえん!!
河田 ソウヤ .
もうや"めでよ"ぉおっ、ばあかぁあッ!!
白谷 あなた .
っ…え、

突然ソウヤ君が泣き出し、私の声は被さって届かなかった
白谷 あなた .
そ、ソウヤ君…?

いつも怒り顔のソウヤ君が泣いているのは普通の事ではなくて
灰谷 蘭 .
……おいおい、マジか
灰谷 竜胆 .
キモ…
白谷 あなた .
……、ソウヤ、君…?

泣き声が治まったと思えば



涙を流しながらゆらりと立ち上がるソウヤ君がいて






…うそでしょ、足の骨、折られてたのに
河田 ソウヤ .
ごめん兄ちゃん…約束…破っちゃった
灰谷 蘭 .
なんだコイツ…
灰谷 竜胆 .
足折ったのになんで歩けんだよ?

兄さん達は背後にいる私には気づいていない



目の前にいる"河田ソウヤ青鬼"に集中していた
灰谷 竜胆 .
オイオイ無理すんなって!
灰谷 竜胆 .
右腕左脚折れてんだからよぉ
柴 八戒 .
アングリー…
柴 八戒 .
もういい…やめとけ…

それでもソウヤ君はふらふらと歩いて竜胆に近づく






…なにか、おかしい




蘭はソウヤ君をじっと見つめ、何も言わない
灰谷 竜胆 .
しょうがねぇな
灰谷 竜胆 .
もう一本ぐらい折っといてやるか!
灰谷 蘭 .
竜胆!不用意に近づくな
灰谷 竜胆 .
大丈夫だよ兄貴
灰谷 竜胆 .
こんな奴よぉ!!

そういって竜胆はソウヤ君にタックルを仕掛ける




速い…、













でもソウヤ君は動かなかった
白谷 あなた .
…竜胆のタックルを、耐えた…
灰谷 竜胆 .
!?動かねぇっ!?
河田 ソウヤ .
…最後に泣いたのは小四の時…
河田 ソウヤ .
気がついたらみんな倒れてた
河田 ソウヤ .
そして兄ちゃんが言った
河田 ソウヤ .
"もう二度と泣くんじゃねぇぞ、次泣いたら"
灰谷 蘭 .
竜胆!離れろ!!
河田 ソウヤ .
"人殺しになっちまう"
灰谷 蘭 .
竜胆ッ!!








ソウヤ君がそう言い放つと、竜胆の顔面を素早く殴り







竜胆は倒れた
河田 ソウヤ .
遅せぇな、三つ編み

__ドゴンッ





素早い動きで蘭の顔面も殴り




2人は気絶して倒れた
モブ .
灰谷兄弟が瞬殺されたぁぁあッッ!!!!!


………あの兄貴を、






あんな一瞬で…





こんなに近くにいて、ずっと見てたのに




動きが、分からなかった。



速すぎて、目で追えなかった
望月 莞爾 .
待て待てコラぁぁ!!
望月 莞爾 .
嘘だろ灰谷!!テメェらには一目置いてたのによォ!!
松野 千冬 .
待てコラモッチー!!てめぇの相手は
望月 莞爾 .
そいつはオレが1度ぶっ飛ばした相手だぞ!?
望月 莞爾 .
なぁ!?チビ僧!!!


そう望月はソウヤ君の肩に腕をかける




するとまた



瞬く間に望月は床に倒れ、ソウヤ君がまた顔面を殴って倒していた
松野 千冬 .
…え?モッチー?
松野 千冬 .
嘘…!?オマエ本当にアングリーか!?
白谷 あなた .
…すごい
河田 ソウヤ .
河田 ソウヤ .
誰がやる?
モブ .
ひっ
モブ .
バ、バケモンだっ!!

泣いてしまうとリミッターが外れていつものソウヤ君じゃなくなってしまうようだね…




凄いじゃないか、ソウヤ君



これを知っていたから、ナホヤ君は泣かせないようにしていたのか
武藤 泰宏 .
なるほど
武藤 泰宏 .
オマエは東卍のダークホースだな
河田 ソウヤ .
ムーチョ

次は武藤君がソウヤ君に近づき、自慢の投げ技を仕掛ける



それでも、ソウヤ君はまた勝ってしまった
モブ .
えええ、!?ムーチョ君まで!!?
モブ .
どうなってんだよアングリー!!!
白谷 あなた .
……
松野 千冬 .
見ました!?あなたさん!!
松野 千冬 .
アングリーやべぇっすよ!!
白谷 あなた .
……あぁ、本当だね
白谷 あなた .
やるじゃないか
河田 ソウヤ .
…ありがとう
河田 ソウヤ .
タケみっち
河田 ソウヤ .
この戦い、絶対勝つ!!

ソウヤ君の活躍により、私たちの士気も上がってきた







そろそろ、私も活躍しないとなぁ。



武藤 泰宏 .
待てコラぁ!!
花垣 武道 .
ムーチョ君…
白谷 あなた .
…武藤君
松野 千冬 .
!!
松野 千冬 .
短刀ドス!!?
武藤 泰宏 .
オレは…負けてねぇ…
武藤 泰宏 .
負けてねぇぞぉぉッ!!

そう言うと武藤君はソウヤ君目掛けて短刀を振り回す



それを庇った花垣君が次は狙われる
白谷 あなた .
花垣君ッ、!!
白谷 あなた .
っ、!

武藤君を制御したのはオッドアイの天竺の人


たしか…鶴蝶…、だったかな
鶴蝶 .
アンタの負けだ。ムーチョ
武藤 泰宏 .
どけクソガキ…ッ、テメェに何がわかる

鶴蝶?さんは武藤君のみぞおちを殴り、
鶴蝶 .
アンタまで天竺に染まるな

そう言った
天埜
天埜
いや
天埜
天埜
え?
天埜
天埜
お久しぶりです😸
天埜
天埜
なんともう12月ですね!!前回の更新が3月‼️
天埜
天埜
土下座します

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