第6話

私の秘密、それはね_____6話
697
2018/09/27 14:44
~碧佳side~
そして、あの日から5日が過ぎ、1月1日。






LINEの幼なじみグルにて_________
碧佳
あけおめ!
そらちぃ
あけおめ〜
エイジ
おめー
ツリメ
あけおめー!
リクヲ
あけおめ!
碧佳
ついに2030年になったね〜
そらちぃ
そーだなー
エイジ
このメンツで登下校出来んのも、後3ヶ月ってことか
ツリメ
なんか早いなー
リクヲ
っていうか、あなたがいないw
碧佳
確かに
そらちぃ
珍しいな
エイジ
あいつ、毎回年明けた瞬間にLINEしてきたのになw
ツリメ
お出かけしてるとか?
リクヲ
もしくは、寝ちゃったかな?w
碧佳
そだねw
そらちぃ
ってことで、ことよろー
エイジ
ことよろー
ツリメ
僕は睡魔がきたので寝まーす
リクヲ
僕も寝まーす
碧佳
おやすみー



この時、私はあなたともう直接話せなくなるとは、思ってもみなかった。





























次の日。1月2日。
LINEの幼なじみグルにて_____
碧佳
みんなおはよー
そらちぃ
おはー
碧佳
みんなからの年賀状届いたよー
エイジ
良かった
ツリメ
けど、僕あなたからの年賀状来てない
リクヲ
僕も来てない
そらちぃ
俺も
エイジ
俺もだわ
碧佳
なんかあなたと最近連絡取れなくて心配
そらちぃ
まあ、心配することないっしょ
エイジ
あいつの事だし、出かけてるんじゃねーか?
ツリメ
そーだよ
リクヲ
うんうん
碧佳
そーだよね、ありがと
碧佳
じゃあ、ばいばい
そらちぃ
ばいばーい
エイジ
ばーい
ツリメ
ばいばーい
リクヲ
ばいばい


なんか、変な胸騒ぎがする。
まるで、あなたともう話せなくなってしまうような、そんな予感がする。
でも、まあ、気のせいだよね。
1月7日。私の誕生日兼、3学期の始業式に会えるもん。






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作者
6話は終わります!
作者
では、また7話でお会いしましょう!

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