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第1話

貴方はいつからそこにいて
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2026/02/20 01:55 更新
訃報を聞いて、家に駆け付けた
”夕立とカラスの群れを”
”影が飲み込んでいました”
はッ、はッ、はッ…
そこには、人混みが出来上がっていて
まるで、僕の目からありすを隠すように集まっていた
”かみさまは覚えてますか”
警察に、関係者だと伝えて中に入る
風呂場での、手首を切っての自殺だった
僕の声が、聞こえる…?
声が震える
赤く、赤く、水には血が広がっていて
花が咲いたかのようだった
死後、二日は経っているらしい
”貴方はいつからここにいて”
ありすの体を、深く抱きしめる
その時、体がずれて浴槽の壁が見えた
おかえり、?
そこには、血文字でそう書かれていて
”誰かの帰りを待っていた”
泣いた
遅くなってッ、ごめん
”生きたいな強くならなくちゃ”
”まずは狼煙を上げてくれ”
しばらく時間が経っただろうか
出てください、と警察官に言われた
”行かなくちゃ、ぼくのかみさま”
”かみさまが大好きでした”
一人、帰るあてもなく歩く
”大人には慣れないぼくは”
(泣くな)
”ぼくは、”
”僕はまた貴方に会いに行く”

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