お昼、最近彼氏ができたという友達のイェリ
最後まで口うるさいイェリを見送って1人席を立つ
そんなこと言ったって友達なんてイェリ以外いないし、、、
周りの子達は机をばったりと寄せて楽しそうにご飯を食べている
どこ行こっかな
教室で1人食べるのはどこか気まずくて食べれる場所を探す
外に出ると6月の日差しが私の白い肌をジリっと照らしつける
中庭にあるベンチに1人腰を下ろす
穴場スポット〜
お弁当の蓋を開けておかずを口へ運ぶ
やっぱお母さんの味っていいよね(は)
急に自分の頭の上から聞こえる声
びっくりして顔を上げると見たことない顔
普段から人に興味がなく下ばっか向いて歩いてるからだろう
イケメンだなぁ、、、っは!何考えてんの!
人に興味ないとか友達少ないとか言ってるけど健全な女の子なんでイケメンとか思うことあるよ!?
一人でそんなことを考えてると痺れを切らした相手が先に喋り出す
じゃ、邪魔!?初対面でなんなのこの人、、
面倒くさくなって適当に謝って場所を移動しようとした
ボソッと言ってるもののしっかりと私の耳に入ってくるその言葉
あ、やべ
そそくさと逃げようとする私の手をぐいっと引っ張っぱる失礼な男
力が強く私たちは向かい合う状態
そんな私の言葉を無視して私のほっぺを片手でむにゅっと押し込まれる
さっきの言動とは真逆でニコッと笑いながら顔を近づけてくる
目が笑ってませんよ、、、













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。