神威の甘い熱が肌を灼き 、 呼吸さえも彼のものになりかけていたその時 ____
鼓膜を突き破るような怒号とともに 、 頑丈な団長室の扉が物理的に吹き飛んだ 。
神威がわずかに顔をしかめ 、 私を庇うように抱き寄せたまま振り返る 。
土煙の中から現れたのは朱色の番傘を構え 、 怒髪天を突く勢いの神楽だった 。
神楽ちゃんは迷わず番傘を神威に向けてぶっ放した 。
神威は私を抱えたまま 、 ひらりと身をかわして窓際へ着地する 。
神威の目が 、 再び冷たく据わる 。
一方で 、 神楽ちゃんも一歩も引かない
神楽の背後から 、 さらに聞き覚えのある怒鳴り声が近づいてくる
どうやら真選組も 、 神楽の手引きか何かで宇宙船の場所を突き止めたらしい 。
神威はチッと舌打ちをすると 、 私の腰をさらに強く抱きしめた 。
神楽ちゃんが蹴り破った扉の残骸をさらに踏み越えて 、
怒号と共に土方さんが 、 そして背後から沖田くんが室内に雪崩れ込んできた 。
土方さんの刀が神威の喉元を狙い 、
沖田くんは抜刀しながらもその瞳にどす黒い独占欲を宿して私を凝視している 。
神威は私を片腕で抱き寄せたまま 、
もう片方の手で番傘を構え 、 土方さんの斬撃を火花を散らして受け止めた
良ければ !! 🌝💖












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!