あなたはネロが作ってくれたクッキーを食べながら
紅茶を飲んでいる、実に優雅なティータイムだ
ティーカップを手に取り紅茶を飲み下す
今日の紅茶はダージリン、苦味が少なく爽やかで飲みやすい
喉が潤ったところでカップを置きクッキーに手を伸ばす
ネロがジャムクッキーを作ってくれた
茶色く色付いたクッキーに綺麗な苺ジャムが乗っている
サクサクホロホロで甘酸っぱくていくらでも食べられる
後ろから突然声をかけられたあなたは
驚きながら後ろを振り向いた
そこには優しい微笑みを浮かべたシャイロックが立っていた
シャイロックはあなたの向かいの椅子に座る
あなたはもうひとつのティーカップに紅茶を注ぎ
シャイロックに差し出した
ニコリと微笑みカップを口に運び紅茶を飲む
そしてクッキーを手に取り食べた
一つ一つの所作がきれいでつい見惚れてしまうだろう
そんな他愛もない話を続ける、この後あなたは
シャイロックとどのような会話をしますか?
ここからは自由にあなたの頭の中で
この話の続きを書いてください














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。