第4話

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2024/03/21 13:45
.r
おーい、天下のポルノスター様。
そんなんじゃ1発KOだよ〜。
c .
いやこれっ…はぁ、予想以上に、きっつ、い
.r
ん〜30人以上とヤる気持ちで行かないと無理だよ。ほら足動かして!
c .
むりぃ〜〜……

事務所に来てから数日。

傷も治りかけてきて、そろそろ訓練を開始しよう、とBossから命令があった。

両手と両足には約5kgの重りが付けられた。
誰が歩けるんだよこんなの……



c .
いった……
.s
お前…もう少し食え。体重が増えないとできるもんもできねぇぞ。あとハンドガンを使う時はハンドガンと手の隙間を開けるな。
.s
…まだ初心者だから両手で支えろ。
c .
……



.r
…やっぱり、無茶だったんじゃないですか。なーくん。ポルノスターと言っても、元は身体を売って金儲けしてただけですよ?
.r
体力があるとは言え、僕達とは並ばないんじゃ…
. n
ん〜…まぁ、何事も積み重ねって言うじゃん?
それに、ころちゃんの主な仕事は売買だからね。
. n
ジェルく〜ん、そろそろ。
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了解!



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c .
はぁ……はぁ……
.j
随分と疲れとるなぁ、でもまだまだこれからやで?
ポルノスター様の主な仕事は売買!Bossにも言われたやろ?
.j
助っ人としてさとみも呼んどいたから安心やな。
ほらよっと、コレ、薬な。
c .
薬…薬!!
.j
おっと…いやぁヤク中怖いなあ。
前にも言われたと思うけど、これは"お客さん"に渡す薬や。ポルノスター様が吸うもんじゃない、わかっとるやろ?
.j
なーくんの許可なしに使用したら……
.j
どうなるかわかっとるな?
c .
……うぅ、クソ

流石UnderBoss副ボス兼Bossの恋人であるだけ、怖さがある。背筋が凍るように冷たい。

薬を目の前に出されると、薬の事しか考えられなくなる。

やっぱり、僕向いてないんじゃないかな。
.s
…なーくんからの伝言、初めての仕事だから少量の薬なら使用して良いそうだ。だが、目標を達成出来なければ罰が下る。
.s
それでもいいなら、今のお前に薬をやる。


c .
ふは、任せてよ。誰だと思ってんの?天下のポルノスター様だぞ?
c .
こんなの楽勝〜ってことで、早くちょーだい♡
.s
……調子に乗りやがって。
.j
まあまあ、ええやん。見守っとこ。
んじゃあころちゃん、さっさとキメてあそこにいるチョーイケてるお兄さんに売ってきてな!
c .
スゥー……
.j
あー、聞いてへんわ。






































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頭がクラクラする。


なにこの感覚



サイッコーに気持ちいい




c .
ヘヘッ、ン〜…あっつ、♡
c .
ッハハハ!!!!!今僕チョーキマってる!!!


今にも踊り出したい気分だ。

鼓動がさっきよりも早い、高鳴っている。


c .
ねぇ、お兄さん
???
ッア?…うげー、ヤク中かよ。
c .
ふへぇ、僕さァ…今サイッコーにシたい気分なの、ね?だから一緒にキメセクしよ?♡
???
…ってお前、あのポルノスターのCか?
ッハ!マジモンじゃねぇかよ!
???
マジ?うわホントだ!Cだ!
僕の名を引き付けてぞろぞろと人が集まってくる。

全員ターゲットにしてやろう。
c .
皆僕のコト知ってんのぉ〜?んじゃあ丁度いいね♡全員でシようよ、3Pでも5Pでもなぁんでもしてあげる。
熱く視線を送り、わざと服を乱れさせ、火照った顔でウインクを決める。

男共のモノはどんどん急上昇してくばかり。

???
ポルノスター様のお誘いは断れねぇなァ?
んじゃ、そこら辺のホテルにでも行って…
c .
アハハ!キミたちばかなのぉ?





















































































c .
タダでヤらせるわけないじゃん。僕ぅ、これでも高いんだよ?ちなみにこの薬もね♡
c .
ねぇどうする?お金いっぱい出して気持ちよくなって、溜まってるもの全部出すかァ、それとも、今回はナシにして1人でヨガるか…
c .
どっちがいい?
???
笑わせてくれる、そんなの答えるまでもないだろ?
ほらよ、受け取れ。アンタがだぁいすきなお金でちゅよ〜
???
ヤらせてくれんなら安いもんだろ、しかもキメセク……
???
興奮してきたぜ!!!!!ほら早く、早く

両手には薬と引き換えに金がたんまりと。

こんだけあればBossも褒めてくれるかなァなんて。


目の前の男達はベルトを外し履いているパンツを下ろし始めた、もうすでに吸ったのだろう。
c .
(あー、やばいやばい。えっと……名前なんだっけあの人)
c .
……アッ、さとみくん



























































__________________パァン!




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お見事!
.s
っふ…
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3発一気に殺るなんて流石やなぁ。
それにころん!アンタそれ演技なん?それともガチ?まあなんでもええけどサイコーに良かったで!俺も勃ちかけたわ!
c .
でっしょぉ?ポルノスター舐めてもらっちゃ困るよ、こういうシチュは何回も撮影でしてきたからね
.j
いやぁほんますごいわ、なーくんが連れてきただけあるな。
c .
ふへへぇ、あ。はい、コレお金。
.j
ん、ありがとさん。なーんかテンション上がってきたわ、capoが増えるだけでこんな変わるんやなぁ。


ジェルくんはルンルンでスキップしながら先に事務所へと帰っていく。

さっきの男達はもう血の海、うげ、鉄臭い




.s
……
c .
ナニ。
.s
別に
c .
僕の見て興奮しちゃった?
.s
誰がお前に興奮すんだよ。俺はそこら辺の男とは違う、一緒にするな。




そう一言言ってスタスタとジェルくんの後ろを着いていくピンク髪。
c .
(名前覚えてなかったこと怒ってんのかな)
ま、どうでもいい。

Bossはどんな顔をするだろう、まだ薬も切れてないし気分が良い。超、サイコー。






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