第16話

〈みんなでご飯〉
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2022/01/07 16:20 更新
ーー・・・



やま「あなたの下の名前?どうした?」



「、、、っえ?あ、ごめん」



ひゅ「電話大丈夫ですか?」



「大丈夫です、、、」






何で今更電話なんてしてきたの。

ふっとやまとを見ると心配そうにこっちを見ていた。






「そんな心配しないで大丈夫だよ、やまと。」


やま「あ、いや、、大丈夫ならいいんだけど」






やまとにあの日の涙の理由を

まだ話してないんだよね。


そろそろ話してもいいのかな、、。






「さて!!

もう出来ましたし盛りつけしてきますね」





誤魔化すようにキッチンに戻った。






やま「、、、」


あつ「やまと?」


やま「ん?あ、俺も手伝うよ」


ゆた「、、、」





やま「皿運ぶよ」


「、、ありがとう」




自分の動きがさっきより遅くなってるのが分かる

勘が鋭いやまともきっとそう思ってるのかもしれない。






「ね、やまと」


やま「どうした?」


「あの日のこと、、話してもいいのかな」


やま「っえ」


「やまとが嫌じゃなければなんだけど、、」


やま「俺はいいけど、あなたの下の名前は?本当にいいの?」


「、、、自分勝手かもしれないけど、前に進みたいの」


やま「自分勝手じゃねぇよ。俺は嬉しいよ」


「ふふっ、ありがとう。じゃ後で」





やまとは嬉しそうに笑っていた。




やまとは知らないと思うけど、、

やまとの一言一言が私の支えになってるよ。







「「いただきます!!!」」


「お口に合うか分かりませんがどうぞ」



やま「うまっ!!!」


ゆま「素晴らしい味です!」


ゆた「最高に美味しいです!味噌汁もうまっ」


あつ「美味しい!!」


ひゅ「やべ!感動っ!!おかわり!!」


「えっ!はや!」




良かったぁ、、味つけに不安だったから

みんな美味しそうに食べてくれてる。





やま「ね、口にケッチャプ付いた!あなたの下の名前取って!」


「や、やまと、、」


やま「お願い!!」





すると横から箱ティッシュが飛んできて

やまとの頭にヒットした。




ゆた「自分で取れやっ!ガキ!」


ゆま「ゆうたくん、ナイスです」


あつ「ぷっあはは!」


ひゅ「やまと、キモイぞ」


やま「いっでぇーー!!」





動画を見てるようで面白い。

私も釣られて笑ってしまった。







やま「笑いすぎだぞ!!あなたの下の名前!」


「だってっ、面白いから!(笑)」


ひゅ「あなたの下の名前さんの笑顔可愛いですね!」


やま「だから口説くんじゃねぇ!!」


ゆた「味噌汁もハンバーグも美味しいです、あなたの下の名前さん」


やま「お前も同じこと言うな!!」


「(笑)」


ゆた「うるせぇ!!」





お腹が痛くなるほど笑わせてもらった。

こんな楽しい食事ってどれぐらいぶりなんだろう。






そんな中、私は気づかなかった。

電話だけだと思っていたのに、

元彼からメッセージが来ていたことを。









ーー(〈やり直したい、、会いたい〉)

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